見出し画像

ビジネスマインドが人生を成功に導く

ビジネスに限らず、何事でも成功するためには、そして幸せになるためには、"ビジネスマインド"を持つこと、"ビジネスマインド"を醸成し続けることが絶対不可欠だと思う。
それは、"人生は100%経営"だと思うからだ。

本田宗一郎さんは、「経営(行動)と哲学(理念)について」下記のように述べている。

哲学のない人は、経営をやることができない。

理念なき行動は凶器であり、行動なき理念は無価値である。


すなわち、「経営=人生であり、経営哲学を持つことは人生哲学を持つことだ」と仰っている。

ビジネスマインドは、経営者やビジネスパーソンに限ることではない。事務に携わる人も仲間たちと協働作業をするのだから、そのベースにはビジネスマインドが必要だ。

最もビジネスマインドが必要なのは、それは公務員ではないかと私は思う。
公務員はビジネスをしていないと思うかもしれないが、住民・国民がお客様であり、公務員は国民の公僕なのだ。
民間よりももっとレベルの高いビジネスマインドが不可欠だと思う。
そんなビジネスマインドを持った公務員はごく稀だろうが、それでは困る。住民・国民が不幸になってしまう。

すなわち、ビジネスマインドを持つ、ビジネスマインドを醸成し続けるということは、成功する人生を送ることであり、幸せな人生を送ることであり、世のため人のために尽くすことなのだ。

不動院重陽博愛居士
(俗名  小林 博重)

[ビジネスマインドとは]

ビジネスマインドとは、「仕事に対する向き合い方や考え方」のことだ。具体的には何を指しているのかという点については、実は企業によって異なるが、企業理念、組織人としての心構え、企業が利益を生むまでの流れ、社会人としての常識、ビジネスマナーなど、さまざまな意味を持つ。
共通しているのはその企業が求める「社員としての基本姿勢」だ。

[ビジネスマインドを習得するメリット]

①社会人としての「基礎姿勢」が身に付く

ビジネスマインドを習得すると、社会人に必要とされる基礎姿勢が身につく。そのため、顧客や取引先・同僚とのコミュニケーションや、社内での立ち振る舞いで失敗することが減る。

②働く意欲・モチベーションの向上

ビジネスマインドを習得すれば、仕事と真剣に向き合う姿勢が生まれる。自ら業務をこなそうとする気持ちが芽生えるため、働く意欲・モチベーションの向上が期待できる。

このような社員が増えれば、自然と社内の士気も高まっていく。活気が生まれて、従業員がイキイキと働ける職場になる。

③分析力の向上

ビジネスマインドがあれば、多角的な視点で物事を見る習慣ができていく。そのため、分析力の向上に役立つ。分析力が向上すれば、広い視野で物事を見る習慣がつく。結果、精度の高い分析ができるようになる。

④問題解決力の向上

ビジネスマインドが備わっていれば、その中のものを活かして、イレギュラー対応できる。結果、問題解決力の向上に役立つ。臨機応変に対処する姿勢が身についているため、トラブルに遭遇しても冷静に対処できる。

[ビジネスマインドを形成する要素]

①会社の信念・理念

会社の信念や理念は、ビジネスマインドを形成する上で大きな影響を与える。信念や理念によって、社員として必要とされるものが変わるからだ。

必要なものが違えば目指すべき方向性も変わるため、ビジネスマインドの内容も異なってくる。したがって、会社の信念や理念はビジネスマインドを形成する要素の1つだと言える。

②社会人に必要なビジネスマナー

社会人に必要なビジネスマナーも、ビジネスマインドの形成に影響する。たとえばビジネスマナーがなかった場合、自分に都合の良い状態で接するかもしれない。結果、ビジネスマインドが備わっていない社会人になってしまう。

しかしビジネスマナーがあれば、相手に失礼な態度をとらずに接するなど、社会人として適切な行動・態度がとれる。それを積み重ねることで、ビジネスマインドが身に付く。よってビジネスマナーも、ビジネスマインドを形成する大切な要素だと言える。

③ストレスとの向き合い方

ストレスの向き合い方も、ビジネスマインドの形成に関わる。向き合い方が下手な方は、ストレスに支配される。感情的になるため、思うように仕事を進められない。その結果、精神的に参ってしまい、理想のビジネスマインドを手に入れられなくなる。

たいして、うまく向き合える方はストレスに支配されないため、自分の感情に振り回されない。ストレスと上手に付き合う姿勢がある分、社会人として適切な行動がとれる。そのため、ビジネスマインドを形成する要素として役立つ。

[ビジネスマインドの養い方]

①主体性を養う

主体性とは自分の意志に基づいて、行動することだ。主体性のない方は、自分の意見を持っていない場合が多い。周囲の意見に頼るため、自分軸を持っていない。結果、ビジネスマインドを養うのが難しくなる。

しかし主体性のある方は、自分の意見を持っている。自分の中で理想像が描けており、積極的に行動を起こす。何を目指すべきか脳内でイメージできているため、効率的にビジネスマインドを養える。なお主体性を養うときは、以下のことを心掛けると良い。

②目標を持つ

目標を持つと、それに向かって行動を起こす姿勢が身に付く。積極性を生み出し、主体性を養うのにつながる。ちなみに目標を持つときは、努力をすれば実現できそうなものを設定した方がいい。ハードルが高いと怖気づいてしまい、消極的な行動をとるからだ。

消極的な行動をとる姿勢は、主体性を養う上で妨げになる。一度、消極的な行動をとるクセがつくと、解消するまでに時間がかかる。その状態をつくらないためにも、実現できそうな目標にすべきだ。

③自分の考えを発言する

自分の考えを発言すべき理由は、行動力を上げるためだ。たとえば、人前で今後の目標を発表すると「言ったからには達成すべきだ」という気持ちになる。すると達成に向けて、何が必要か考えだす。その流れが積極性を生み出し、最終的には主体性を養ってくれる。

④自己肯定感を高める

自己肯定感を高めさせる理由は、自身ができる人間だと信じ込ませるためだ。自分に自信がないと、行動を起こすのが怖いと感じる。その考えが根付くと、積極的なアクションを起こせない。

しかし自己肯定感を高めれば、自信がついている分、積極的にトライしていく。それが主体性を養うことにつながる。

⑤成功体験を積み重ねる

成功体験を積み重ねると、自分の自信につながる。自発的に行動する習慣がつき、ビジネスマインドを養うときに役立つ。ちなみに成功体験を積み重ねるときは、以下のポイントを押さえると良い。

⑥成功体験の数にこだわる

成功体験の数がこだわる理由は、自分に自信をつけるためだ。成功体験の数が少ないと、自信を持つまでに時間がかかる。短期間で自信を持たせるためにも、できるだけ多くの成功体験を積ませた方がいい。

⑦相手目線に立つ

相手目線に立つと、自分勝手な行動をしなくなる。商談や来客対応も様になっていき、社会人としてあるべき姿に変わっていく。結果、自然とビジネスマインドを養える。ちなみに相手目線に立つときは、自分に都合よく解釈しないことが大切だ。

自分に都合よく解釈すると、相手目線に立っているつもりでも自分目線になるからだ。無意識のうちに自分勝手な行動をとるようになり、コミュニケーションがとれなくなる。それを防ぐには、相手をそのまま受け入れることが大切だ。相手の良い部分も悪い部分も受け入れることで、どのような人間か見えてくる。

いいなと思ったら応援しよう!