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俵万智さんの「考える短歌」を読んで

前回、谷川俊太郎展に行った際のnoteで「短歌・俳句をやりたい」と書いたところ社内屈指のコンテンツマニアがこの本を貸してくれたので、早速読んでみました。

この本の概要をまとめると?

短歌は徹底的に考えて推敲することで飛躍的によくなる!という考えのもと、俵万智さんの具体的な添削を通して、短歌の技術をわかりやすく学べる本です。

この本から得た学びは何か?その学びをどう活かせそうか?

技術として覚えておきたいことは本当に全項目というほどためになるのですが一番気づきがあったのは「はじめに」でした。

短歌は、心と言葉からできている。まず、ものごとに感じる心がなくては、歌は生まれようがない。心が揺れたとき、その「揺れ」が出発点となって、作歌はスタートする。 それは、人生の大事件に接しての大きな心の揺れであるかもしれないし、日常生活のなかでのささやかな心の揺れであるかもしれない。いずれにせよ、日頃から、心の筋肉を柔らかくしておくことが、大切だ。そうすれば、さまざまな揺れに、柔軟に対応することができるだろう。

この「揺れ」です。
私自身、忙しい毎日にかまけてなのか、常のささやかなこと・面白いことに対してセンサーが低くなっていると感じてはいたのですが、この「はじめに」を読んで、めちゃくちゃ「揺れ」を求めていたのだということに気がつきました。(なんなら表現自体は短歌・俳句じゃなくてもいいなとさえ思いました。。)

自分の「揺れ」を感じて、偽らず正しく表現して、人に伝えるということに感心があるので、
・「揺れ」を感じるためにアウトプットをすること。
そもそも気持ちをアウトプットする気が無ければ揺れに気がつけない気がします。
・先入観や思い込みを捨てて真っ平らな自分でいる
これはこう!と思い込んでいると新しいも感じにくいと思います。
あらためて!

最初の何行かで自分の中の核心に気がついてしまったので、テクニックはあまり覚えていないのですが…。。ためになりました!

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