スキルも物々交換

 物々交換というと、前時代の事のように聞こえるかもしれません。そもそも誰かと交換するものがない。だから物々交換をしない。そんな側面もあるでしょうか。


　現代では貨幣と何かの交換ばかりに目が行きがち。もうそういう形でしか交換できない。そう思いすぎかもしれません。普段の暮らしにしても、自分のスキルと相手のスキルを上手く組み合わせてやりくりする。


　それが生活というものなのかもしれません。家族でもご近所づきあいでも、足りない所をお互いに助け合う。全てをお金で解決しない暮らしというのもあると思う。


　マニュアル化して教材として販売などスキルも手っ取り早く現金化しがちな世の中。もしくは消費する側も、すぐ外注で済まそうとする。外注は楽だけれど、お金は高くつきます。気付けば何に使ったのか分からないほど、多額のお金を吸い取られているケースも・・・。


　またお互いにスキルの交換で、得をしている。そういう関係も必要。ビジネスの世界でも一緒で割を食う人間が出たら、長くはもたない。そういう関係を身近な人と築く。とても長い時間が必要です。


　そもそも生活は、面倒な事と地味な事の繰り返し。そこにいかに楽しみを見つけられるか。暮らしを楽しむ気持ちもなければ、日々が色あせてつまらないものになってしまう。



　暮らしをともに楽しめる誰かとの協働作業で、上手く暮らしを回していく。誰かの暮らしの潤滑油になる。自分も誰かに頼る・頼られる関係性をいい感じに築けたら、日々を楽しく過ごせそう。


　　追記　ライフスタイルを、あえてビジネスにしない。こんな生き方があっても良いんじゃないかな、と最近考えます。