「ピロウズ」の歌詞（Good mornig Good news）が今日のウツを助けてくれた。
昼間に感じる世間からの取り残された感
今日は午前中に古本市場に行って不用品（古本等）を処分。買取金額は8点で143円でした。まぁ、こんなもんか。
他人とのささいな会話もうつのリハビリになるかと思い、最近のぼくは以前より、店員さんなどに積極的に話しかけるようにしています。
なので、この場面でもはっきりと聞こえるように「ありがとうございました（143円って安すぎやん・・・と思いながらも）」と伝えました。
店員さんにも「また、お願いします」的なことを言ってもらえました。
ですが、僕が店を出る時、カウンターでその店員さんが他の方と笑っているのが聞こえました。
いやぁ、やっぱり病んでるときはダメです、その笑い声がぼくへの嘲笑に聞こえてしまうんですよ・・・。
「いい歳（買取の際に年齢47はバレてるので）したおっさんが、午前中から143円のモノ売りにきたんかよ、ケッケッケッ」（漫画「カイジ」の地下チンチロで班長にペリカを搾取される感じ）。
いやいや、我ながらすごい被害妄想です。店員さんも決してそんな風には思ってないんでしょうけどねぇ。しかも「カイジ」が浮かんでくるなんて。もう笑うしかないですよね。
その他、今日感じた世間からの取り残された感いろいろ
・古本市場から帰りの自転車で、高架下工事で交通整備しているおじさんを見かけました。ぼくより相当年上ですが、しっかり働いています。
・業務スーパーでバナナが2房158円だったので買いまいした。1房に4本ではなく5本ついているのを２つ選びました。「これで10日分の朝食を確保だ！」なんて計算してしまいました。
・夕方、4時前ぐらいに家に帰ってきました。いつもこの時間帯に外出から帰ってくるときは、ちょっと緊張しています。帽子を深めに被ってタイヤを眺めて運転しています。
「あら、平日のこんな時間にしかも私服で帰ってくるなんて、お仕事どうしたのかしら？」
近所の方に見られたら、そう思われそうなので嫌なんです。
・夜、8時過ぎ。休職前ならちょうど帰宅時間。でも今のぼくは、部屋にこもりホットカーペットの上でボッ～とうたたね。
今日は本も読んでないし、家事もしてないし、記事も書いてないし。
休息日と決めていたわけでもないし。あっ、薬も飲み忘れてたかも・・・。
あぁ、最低、自己嫌悪・・・。
PCの前で日付が変わった午前1時過ぎ
今日はまだ何もしてないから眠っちゃダメだ、と決めているものの、何をする？読書、勉強、記事を書く・・・。
うつヌケを目指す途中で、ふらふらと方向性を見失ってるぼくです。
で、iTunesで音楽でも聴こうとシャッフル再生ボタンをポチッ。
すると最初にかかったのが「ピロウズ」の『Good mornig Good news』でした。
キミは気づいてるの？
絶望に揺れる船が
少しずつ滑り出して
起死回生の海へ
おっ、おお！そうだ、そうかもよ。「起死回生の海」か、いいね、いいね！
そこからしばらくヘッドフォンを両手で押さえて聞き入っていました。
今逃げ出した日の
痛みを胸に旅立つ
そうです、ぼくはうつで逃げ出して休職中なんです。休職に至った経緯は、とてもみっともないもので、でも痛みとして残ってしまっています。
僕は気づいたんだ
絶望の暗闇じゃ
針の穴の希望が
太陽に見える
なるほど、今のぼくには、「希望」は針の穴ぐらい小さく気づきにくいものなのかもね。その先にでっかい太陽はあるんかな？
心のカーテンは
自分自身で選んだのさ
その気になればすぐに
引きちぎってかまわない
そうか、そうだよな。古本市場の店員さんも、ご近所さんの目も、自分自身で被害妄想のカーテンをかけて見てたんだ。
まだ見慣れない自分に
全てを賭けて挑みたい
まずはうつを治すこと、そしてうつにならない自分に生まれ変わること。
キミは気づいてるの？
絶望に揺れる船が
少しずつ滑り出して
起死回生の海へ
いざ、起死回生の海へ！
って、ちょっと感情のおもむくままに書いてしまいました・・・。
これまで何度も何度も聴いてきたのに、今日は特別心に沁みますよ、ピロウズ、さわお先生！ありがとうございます！
↑アマゾンプライム会員なら聴けます。1曲目です。
↑YouTubeにもありました。
でもやっぱり音質的にもCDで聴くのが一番です。ぼくは、CDをPCに取り込む際、ファイル形式は必ずAIFFにしています。
おまけ サブスクも良いけどもう一度CDを買おうよ！
あと、すいません、本文でCDの曲を紹介した時には、このネタ（おまけ）を毎回書いておこうと決めたので、書かせてもらいます。よかったら、もう少しだけお付き合いください。
サブスクも良いけど、もう一度CDを買う文化といいますか、時代になって欲しいと思っています。
CDは単なる曲を収録したものではなく、ジャケット写真や歌詞のフォント、曲順も含めてアーティストの意図がつまった作品ではないでしょうか。
曲順で聴くと数曲で1つの物語になっていたり、アーティストのメッセージが込められていたり。
CDジャケットの写真を眺めながら聴くと曲の世界観も広がり、歌詞の行間も読み取れたり。
作業用のBGMならともかく、サブスクで聴くのは、一度きちんと作品と向き合ってからじゃないと、もったいないよなぁ、と思っています。
で、音楽業界の皆様、サブスクも良いけど、もう一度CDに力入れませんか？
「CDが売れないから」って事情もわかりますが、これは、ごめんなさい、買う側にすると、アルバムの3000円はちょっと高いんです・・・。
2000円までで出せませんかねぇ（わがまま言ってスイマセン）。
先行シングルは配信のみで、アルバムを1980円で。
確かに音楽の聴き方としては、PCやスマホで聴くのが主流になっていますが、先ほども言いましたように、「CDは作品」と考えているユーザーも、まだまだたくさんいると思うんです。
そういうユーザーは必ず作品であるCDを買いますよ（1980円ならたぶん・・・）。
ぼくも微力ながらこんな世間の端っこで「CD買おうよ」運動を続けていきますし。
以上、おまけの「CD買おうよ」運動でした。
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