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空は平等に美しい。

「始まりから」の展示は、なんだか不完全燃焼な気持ちで終わった。

コロナの影響が激しく、なんだか不安だけが残る。

いつもの個展終了後なら、もう少しやりきった感とか、見に来てくれた方々のエネルギーで、かなり消耗しきってたりとか、なんだか色んな要素で疲れた〜!!ってなっているのだけど‥今回は「なんか‥‥疲れたな‥」って感じ。

そんなんだから、次の作品にとりかかる力が沸かない。 

描こうとしていた絵も浮かばない。

絵も描きたくない。

何もしたくない。

何も考えたくない。

出来る事なら無になりたい。

そんな心で数週間彷徨っていました。

鬱かな?みたいな状況で、危うく病院に行く流れになりそうだったよ。

「てゆーか、無になりたい。」しか浮かばないんだもん。

いや〜、危ない、危ない。

無になりたくて、海の海面の柄を描いていました。

線描いてるのに夢中になれるから良いのです。

で、絵の具を直接指で描いたり、クレヨンやパステルチョークでガジガジ描くと心が無になるので、今は空を描いてる。

空はいつも、誰にだって平等だ。

どんな気持ちで、どんな人間が見ても、平等に空は美しい。

平等にそこにいてくれる安心感がある。

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