ちょっと異世界、秘密基地


自分は少しはなれたところにいる。
皆が幸せなら全て良いので、
すこし離れたところにいる。
まるでゲームのプレイヤーか、
はたまた俯瞰して世を見る何かか。
そんなように、すこしはなれた所にいる。

一応主人公ではあるのだけど。

たまに「ねぇ、そこにいていいの?」
と投げかけてくれる人がいる。
「いいんだよ、でも君といたらもっといいかも」
と呟くように返す。
「じゃあ一緒にいよっか」
そう言って隣に座ってくれた人と
友達になっている。

友達といるときは
そこだけちょっと異世界で
私たちだけの秘密基地なんだ。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?