だからパワハラって言われるんです!叱るときに大切なことってなんですか?

「怒るは自分のため、叱るは誰かのため」とか分かりそうで分からなそうな言葉もありますが、本質的に何を目的としていて何が大切なのかを考察します。
このご時世なんでもハラスメントになりますから、10代でも40代でも先輩や上司という立場の人にこそ読んでほしいです。あ、短いですよ!

・叱る目的は?
冒頭の名言にあやかるのであれば、叱るのは"誰か"のためです。
"誰か"って、多くの場合は「ミスした人」とか「悪いことをした人」だと思います。
そうなれば目的も自ずと見えてきます。「もうミスをしないように」「もう悪いことをしないように」要するにより良い未来に向けた改善のために叱るのではないでしょうか?

・そういえば怒るときって...(ちょっと寄り道)
そういえば怒るときって過去のことほじくり返して怒りませんか?
「あの時もそうだった!」とか「昔はこうだったじゃない!」とか
それもそのはず、また冒頭の名言にあやかれば怒るのは自分のため!
自分がストレスを発散するためにありとあらゆる武器=事実、証拠、意見、そんなものを用いて相手を罵りたいのです。
でも、今の相手に使える武器って、「今回のミス」「今回の過ち」だけじゃないですか?
だから過去から武器を持ってこないと怒れないんですよ!
ぼくに言わせれば「怒るは過去に、叱るは未来に」って感じです!

・怒るときに本質的に大切なことは?
話が逸れましたね。かなり逸れましたね!本題に戻りましょう。
叱る目的が「より良い未来に向けた改善」なら、もうあなたにできることはほとんどありません。
だってミスしたのはあなたじゃなくて相手だから。
あとはどうすれば相手が改善してくれるか?です。


これ皆さんも経験あると思うんですけど、ヨシ!そろそろ気合い入れて勉強するか!と意気込んだその時!
「あんた!いい加減勉強しなさいよ!」
この母の呪いの言葉!急にやる気なくなるんですよ!
「今、やろうと思ってたのに!」なんて言い返すころにはもうやる気なんて遥か彼方...  経験ありますよね!?


だからこの呪いの言葉を言っちゃダメなんです!
一言目、注意された時点で相手は「次は気を付けよう」ってやる気になってるんです。
「次は気をつけろよ!」なんてもうそれ!呪いですから!

・叱るときの大切なポイント
改善は本人のやる気しだい。そのやる気(=改善の原動力)ってこの場合は「罪悪感」なのです。
だから相手の原動力を増やすには罪悪感を与えればいいのです。(ものすごくイヤな奴ですね笑)
ここからがポイントで、罪悪感を増幅させるのに相手のミスを突っつく
(例えばミスを再確認させたり、反省点を言わせたり)
これは最悪です。呪いです。
罪悪感を与えるには、あえて自分のせいにするのが効果的です。
「自分ももっと注意しておくべきだったね」とか「ちゃんと教えていればよかったね」とか
相手はとっさに思うんです。
「いやいや、あなたのせいじゃないのに!」「いいえ、そんなことないです!」
ほら!罪悪感が上乗せされるんです!

・それだけではない!「自分のせい」のメリット
そのあと、ほとぼりが冷めて冷静になったとき、ふと本人が「あの時の失敗」を思い出したときトラウマにならなくて済むんです!
ただでさえ失敗に落ち込んでる人にダメ押しの罪悪感まで押し付けて、それで本人が動けなくなってしまう。再始動できなくなってしまうのって結局何の改善も得られないんです。
自分のせいにしておけば本人も「あなたのせい」にして少し言い訳して心を軽くできるから、また立ち上がれるんです。

・まとめ
 ・叱るは未来に向けた改善が目的
 ・改善の原動力は罪悪感
 ・罪悪感は本人のせいではなく自分のせい から生み出そう!


今日は熱が入ってしまいました!
これ、優秀な上司とかやさしい人は自然にできてるんですよね。
「叱るのは誰かのため」なんて名言だけ知って分かった気になってる人のなんと多いこと!
「これはお前のためを思って言ってるんだぞ!」「お前が憎くて言ってるわけじゃない」←これ!!
これ言う人って本質的なこと何も考えず、どこかで聞いた誰かの言葉だけでしゃべってるんです。本人は気持ちよさそうですけど笑

ふぅ、そんなわけで過去の体験談から、こんなことを考察してみました!

少しでもためになったら有料で購入してくださると嬉しいです。
いや、今回は金払わなくていいから拡散して!

ここから先は

115字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?