雑記18 怪と幽vol.017 2024.09
『怪と幽vol.17』を購入
炎天にハマグリ吐きし蜃気楼踏み入らんとて夕立の降る
芳賀日出男の写真家人生
語り聞かせの様子の写真が、語り手、聞き手共にとても良い。
三次もののけミュージアム（湯本豪一記念日本妖怪博物館）の館長さんの寄稿
稲生物怪録を企画展として取り上げるらしい。この博物館は行きたい博物館の1つ。
「劇場版モノノ怪 唐傘」のアニメーション監督である中村健治さんのインタビュー
中村さんは幼少のころから幽霊のたぐいに遭遇することがあったらしい。映画の見所や彼自身の怪異への捉え方について話していて、いろいろ嬉しい4ページだった。
妖怪旅おやじの舞台が静岡の遠州地方
遠州七不思議とか、佐鳴湖が出てきた。遠州地域の波音の証言を集めた波音マップという面白いものを知ることができた。
百物語で語られた怪談の一部を紹介してくれている
百物語を覗かせてもらえるなんて嬉しい。お腹の上のUFOの話、こういう話好きだ。
インタビュー稲川淳二さん
喜寿おめでとうございます。怪談は家庭料理とおっしゃっていて、怪談を大切にしていらっしゃるんだなぁと改めて思った。背表紙から目力を感じた。
他にもいろいろ、楽しい一冊だった。
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