こいものがたり💗🍠　８　偶然　おすすめ編

もう自分でもわかっている。多分僕ははるかさんに恋をしている。

しかし、はるかさんは僕のことをどう思っているかわからない。そして、🍠を前にすると彼女を置き去りにしてしまう人格があるのも事実。

確かなものではないのかもしれない。

そんなことを考えながら、今日は大学の図書館📖でレポートをまとめている。

デカルトについてのレポートだ。僕はヴィトゲンシュタインとか、東洋哲学とかやりたいのに。くそっ。いやになるぜ。o((>ω< ))o

僕は勢いよく椅子を回して子供のようにイライラを表現する。

僕「あれ！？」

視界の端にはるかさんをとらえた。結構な勢いで回ったはずだ。我ながらすごい動体視力である。はるかさんは小説を読んでいるようだ。

僕「はるかさん。何読んでるんですか？」

はるか「わー！( ﾟДﾟ)びっくりしたー。これ、『焼きいものがたり🍠』。読みやすくておすすめだよ。」

僕「へー。面白そうですね。邪魔しちゃったみたいですみません。じゃあまた。」

はるかさんが読書好きなのは本当なようだ。すごい集中力で読書に夢中になっていた。

にしても『焼きいものがたり』って変なタイトル。( ´艸｀)

今度読んでみようかな。

次回につづく

だが、いつの日か、🍠か彼女か、
どちらかしか選べない日が来るなんてこの時の僕は思いもしなかった。