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大人の島留学日記#9 「便利は幸せ?」

はじめまして、刑部湖香(ぎょうぶこのか)です。
現在、大学3年生。IT企業でインターンをしながら、海士町をフィールドに「地域通貨ハーンの活用について」考えています。

私は海士町に移住する前、福岡県北九州市に住んでいました。
北九州市は、そこそこ栄えていて何不自由ないはずなのに、どこかストレスを感じながら生活していました。

海士町で暮らし始めて

海士町で暮らし始めて、
私は北九州市でお金を使うことにすごくストレスを感じていたと気づきました。

海士町には、小さな商店や飲食店がいくつかあります。
店で働いている人は「店員」というより「いつもお世話になっているおっちゃんおばちゃん」という感じです。
また、商店で売られている野菜は知り合いの農家さんが育てた野菜だったり、飲食店で出てくる魚は海士町で捕れた魚だったりします。

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↑朝早い時間に撮ったので開いていませんでしたが、私が高校生の時から通い詰めている脇谷商店です。レジでおばちゃんが話かけてくれます。

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海士町でお金を使うことは、単にモノを手に入れるためだけではなく、誰かの仕事に対してお金を払っている感覚があると思っています。
このような感覚が自分の中にあると、お金を使っているはずなのに何だか心が満たされます。

お金を入れたら自動で切符が出てくる、ジュースが出てくるといった便利さは、必ずしも幸せに直結するわけじゃないんだな〜と感じました。




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