#離島にもっと若者の還流を
自分のためにも、島のためにも。【わたし、島で働く。】
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自分のためにも、島のためにも。【わたし、島で働く。】

#離島にもっと若者の還流を

こんにちは!広報担当の清瀬です。

今回の記事は連載企画「わたし、島で働く。」です。
「わたし、島で働く。」では、「#離島にもっと若者の還流を」の一環で行っている大人の島留学・島体験に実際に参画している方にインタビューしていきます。

今回は海士町役場交流促進課や株式会社海士(以降、(株)海士と表記)に所属し、企画書の作成やホテル運営のサポートなどを行う小林花菜さんにお話しを伺いました。
小林さんは名古屋の大学に通っていましたが、環境を変えて自分を成長させたいと思い休学し、島体験インターンシップに参画しました。

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お話を聞いた人:小林花菜(こばやし はな)さん
21歳(取材当時)。愛知県出身。名古屋市の大学に通い、4年次を休学。2021年4月から島体験インターンシップをスタート。


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小林さんの仕事内容

-仕事内容について教えてください

4月は交流促進課に配属されて、観光庁が募集している観光拠点再生計画に提出する企画書を様々な方にヒアリングしながら、上司の方と一緒に書いていました。提出し終わって5月からは、(株)海士に来て、(株)海士の上司の方のもとホテルEntôのアメニティの選定をやってます。

-なんでその企画書やアメニティの選定をやることになったんですか。

交流促進課に配属された時にEntôを案内してもらって、遊休地になっている海岸に行ったんですが、そこで「ここで色々やれそうですね」とポロっと上司の方に言ったら、「そういう事業があるけどやってみる?」と言われ、企画書を書くことになりました。
アメニティの選定は企画書でEntôに関することもあったので、上司の方に「Entôと関わっておいた方がいいだろう」と言っていただいて、させてもらえることになりました。


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インタビュー① 自分を叩きなおしたい

-なぜ島体験に応募しようと思ったんですか。

大学で勉強していたけど身になっている感じがなく、またコロナでずっと家にいたりしてこのまま就職したくないと思っていました。だから、今の環境から離れて一回リセットして自分を叩きなおすために地元から出たいと思ってSMOUTを見ていたら、島体験の募集を見つけたので行ってみようかなと思いました。
あとは、島体験の資料を見てみたら「ここは日本の縮図だ!」と、いずれこの島みたいに日本も世界もなるっていう風に書いていたので、是非それを人口2300人くらいの大きさの島で間近に見てみたいと思いました。

-なぜ交流促進課や(株)海士を希望したんですか

もともとソーシャルビジネスに興味があったんですが、そもそもビジネスというものがなにか分かっていませんでした。それを島体験の運営事務局の方に伝えたら、(株)海士や交流促進課など観光の分野に行ってビジネスというものを近くで見てみたらとアドバイスをもらったので、希望しました。
今、(株)海士に来てみて、ここのビジネスは観光を通して少子高齢化やインバウンドの減少などの社会問題を解決して地域を豊かにする考え方だとわかり、自分がやりたかったビジョンと重なっているなと思います。

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インタビュー② バックグラウンドを知ること

-仕事をしてから自分の変化はありますか

自分の考え方が変わったと思います。大学の教授に「教養がないと人生面白くない、知っているものがあるのとないのではものの見方が全然違う」と言われたことがあったんですけど、その時はよくわかりませんでした。でも今は(株)海士やEntôがどういうものを目指してやっているのかを自分である程度把握しているから、自分のセンスが活かせていると感じています。社会に出てみてバックグラウンドを知っているかどうかで、その人に対しても、計画や仕事に対しても全然ふり幅や感じることも違うなと思います。


-では、仕事に対するモチベーションはなんですか

普通自分が都会にいたら一緒に働かせてもらえない人と、普通は任せてもらえない仕事ができている環境にいることで、すごく自分がいきいきしていると感じます。毎日憧れの上司の方と接することがモチベーションに繋がっています。
正直、ずっと毎日アメニティを選んでいて一回マンネリ化してしまったこともあったんですが、上司の方に「他の従業員の人がやりたくてもできないことをやらせてもらっている自覚はあるの?」と言われ、自分がやらせてもらっている仕事の大切さに気づきました。また、他の方にも「今、はなちゃんはお客様の手に触れるものを選んでいるんだよね。それはみんながやりたくてもできることじゃないし、誰でもできるセンスではないよ」と言われ、自分がやっている意味も考えました。そういったちょっとした相談をした時に言ってもらう言葉がモチベーションになります。

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インタビュー③ 島の人の気持ちも忘れない

-島で働くことに対してはどんな気持ちでいますか

職場だけではなく、地域の方にも見られている意識をもっています。そして、地域の方の気持ちも忘れないようにしています。最近島の方と関わった時に「ホテルはうまくいかないんだ」とか「何のためにやっているの」とか言われたことがありました。正直ホテルで一生懸命頑張っているのでそんなこと言わないでよって思ったけど、反対側の意見を聞いた上でどっちがどういう風に自分に合うのかとか、正しいも間違いもその答えはないけど、どっちを自分が重視すべきかを考えるようにしています。どれだけ今恵まれた環境で楽しくやっていても、その反対で真逆の考えを持っている人はいるわけだから、逆の立場の人の考えも忘れないようにしています。島のためって言ってやっていても、島の方のためにならないこともあると思うので、それは自分で解決できなくても、自分がこの事業に携わっている以上は絶対に忘れちゃいけないなって思っています。

-最後にこれから島に来る人に対してのアドバイスはありますか

当たり前をぶつけないことかな。私が当たり前をぶつけている訳ではないけど、何かあった時にすぐ人のせいにするのではなくて、自分がうまくいかなかった時に相手に対して何が出来たんだろうと考える謙虚な気持ちを持ち続けないといけないと思います。
あと、mustが大事で、自分のwillばっかりになるのは分かるけど、一緒に働いている方は島で10年以上努力をしていて、その中で自分が来て1か月でwillをやろうなんてすごい生意気で、そんな簡単なことではないと思います。mustをやらないといけないのではなくて、willをやりたいのならまずmustをして信頼を確立する必要があるし、なんかしてやるというよりもなにかしているところに関わらせてもらえてラッキーくらいの気持ちで来ないとなと思っています。

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おわりに

今回は海士町役場交流促進課や株式会社海士で働く小林花菜さんにお話しを伺いました。仕事に対してまっすぐに向き合い、悩みながらも島民の方の気持ちとホテルや企業、行政の両方の気持ちを考えながら、周りの上司の方と共に取り組んでいる小林さんの魅力が伝われば幸いです。
小林さん、貴重なお時間と素敵なお話ありがとうございました。



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