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ドリカムは青春時代のマブダチだった。

まぶだち:親友をいう俗語。(goo国語辞書より)

note公式の募集中のテーマに「はじめて買ったCD」というものがありました。
「おときち」という私の名前は、その昔ブログのハンドルネームを決める時に音楽が好きだから、という理由でつけたものなので、音楽には結構まぁまぁ興味があります。
よし、じゃあこのテーマで書いてみようと思いパソコンを開きました。

はじめて買ったCDCD…と記憶をたどります。
何十年間の音楽の記憶が頭の中にはいっぱいありますが、さすがに最初に買ったCDは結構すぐに思い出しました。ドリカム様、DREAMS COME TRUE様でした。しかも2枚同時購入でした。

DREAMS COME TRUE 
LOVE GOES ON ...

ご存知の方超多数、ドリカムのデビューアルバムとセカンドアルバムです。では、この2枚を購入するまでの、お話を少し書かせていただきたいと思います。
(書きながらドリカムの①のアルバムを聴き始めた私。性格がベタなのか素直なのか…。まぁ雰囲気とか気持ちとか大事かなと思って聴いておりますです。)

私の小さい時は、CDなんてありませんでした。レコードの時代です。カセットテープもまだお家にはなかったなぁ。
ちなみに最初に買ってもらったレコードは、これは幼すぎて記憶が乏しく1つに絞りこめないのですが、「傷だらけのローラ」(←西城秀樹)か「やさしい悪魔」(←キャンディーズ)だったと思います。シブっ。

それからしばらくすると、ラジカセなるものが現れます。再生ボタンの中に赤いポッチの録音ボタンがあるやつです。ラジオはもちろんAMのみで。
カルチャーショックありました。映画の「3丁目の夕日」でテレビがやってきた時みたいな。家族でラジカセを取り囲み、

父:「いくよ、録音ボタン押すよ、いいか?いいか?」
  カチャッ(再生+録音ボタン押す音)
私:「あーあー」「こんにちは」「あいうえお」
父:ガチャツ(停止ボタン押す音)キュルキュル(巻き戻し)カチャッ(再生)
  「再生するぞ」
『あーあー』『こんにちは』『あいうえお』
皆:おおぉーー!!録音されてる!すごーい!!

なんてこともありました。(ダメだ、話がそれてきた。でもあとちょっと。)
ラジカセから数年で家には「コンポ」なるものがやってきました。レコードの音をカセットテープに録音できちゃう。しかも録音レベルのコントロールまでできちゃう。コンポのおかげで音楽への興味がより湧いていったのだと思います。(お父さん、今さらながら買ってくれてありがとう。)

レンタルレコード屋に毎週足を運び、LPレコードを借りてきては録音していました。カセットテープはTDK?マクセル?ノーマル?メタル? 好きで大事なLPほど高いカセットテープを奮発して買い、録音していました。
当時買う雑誌には「カセットレーベル」が付録でついてきたりして。映画「フットルース」の写真がついたレーベルとか、使ってました。
(あぁ。40代以上の人しかわからない記事になってしまって、ごめんなさい。でも懐かしい。これを書いたからこんなこと、海馬の中から発掘しています。やっと次から、CDのお話です。)

高校時代が終わるまでは、家にCDはありませんでした。でもラジカセはかなり進化。ダブルデッキの倍速ダビングができる、ラジオはFMもテレビも少し聴けるものでした(テレコじゃないけど)。そして、ポータブルカセットプレーヤー(ウォークマンじゃないけど)を持っていました。
でもやっぱりCDが出始めると、持っている人がうらやましかったです。カセットテープのように伸びることなく音質がほぼ劣化しない。
「劣化しない」という言葉がキラキラ光って私には見えました。我慢の日々でありました。

受験の暗黒時代を終え大学進学となった時、故郷を離れて京都で一人暮らしをすることになりました。一人暮らしをするには家具や電化製品を一からそろえなければなりません。
チャーンス!!
これからは絶対必要だから、と親を説得し、CDコンポも買ってもらえることになりました。SONYのコンポでした。うれしかったなぁ。

初めて買ったCDコンポで最初に何の音楽を聴こう?
音が劣化しない、憧れのCDライフの始まりにふさわしい音楽はなんだろう?
一人暮らしの新生活を盛り上げてくれるCDはなんだろう?
なんかそんなことを考えたような記憶があります。
そして出した答えは「DREAMS COME TRUE」でした。それまでにリリースされている2枚(これで年齢がかなり限定される…)を買って京都に行こう、と決めたのでした。
京都に引越した初日、コンポをセットして聴きました。
吉田美和さんの美しい歌声が左右のスピーカーから聴こえました。

そこから、私とドリカムの歌はマブダチになりました。
 ・通学通勤の行き帰りのイヤホンからドリカムの歌
 ・友達とのドライブでは車のスピーカーからドリカムの歌
 ・飲み会ではカラオケでドリカムの歌
 ・海外出張していた時はドリカムの歌(特に歌詞)が心の友
 ・失恋したらドリカムの歌で涙
誰よりも一緒にいる時間が長かったのが、ドリカムです。

「うれしい!たのしい!大好き!」
「悲しいKiss」
「星空が映る海」
「週に一度の恋人」

など、この2つのアルバムの曲を聴くと大学1年生の時の思い出が脳裏に蘇ります。ドリカムのアルバムは沢山持っていますが、やっぱりこの2つのCDが私のCDライフの原点かな、と思えます。
特に「うれしい!たのしい!大好き!」のイントロは体がゾワゾワするくらいワクワクする曲です。

うー…最後どう結ぼうか。

この2枚以外にも、ドリカムのアルバムは多数持っています。
どれも、曲がかかれば今も歌詞が勝手に頭から出てくるくらいヘビーローテされていました。またそのあたりの話題を書く機会があればいいなと思います。

note公式様、「はじめて買ったCD」のテーマをいただきまして、ありがとうございました。

…ヘンな終わり方になっちゃってごめんなさいです。

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