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【山崎監督が回答】走り始めたばかりで、息がなかなか続きません。

オトバンク陸上部が、いただいたご質問に回答していく連載をスタートしました!※経緯はこちら、質問は随時こちらから受け付けております!

今回は、一ヶ月後のランニング大会に向けての練習方法と、初心者が怪我をしないために気をつけるべきことについてのご質問に回答します!

回答者は、オトバンク陸上部のコーチ・監督の山崎です。

監督・トレーナー 山崎太子(やまさき・たいし)
1979年生。国家資格 鍼師灸師按摩マッサージ指圧師取得後、実業団陸上競技部に専属トレーナーとして帯同。トヨタ自動車九州、旭化成、と渡り歩き、トヨタ自動車九州ではバルセロナ五輪男子マラソン銀メダリスト森下広一氏、旭化成では宗茂・宗猛兄弟の元で活動。その後、組織の垣根なく、男女有望な選手のケアをより幅広く治療したいと考え、独立。各実業団、大学陸上競技部の選手のケアを行ってきた。現在は日本陸連や各実業団、大学陸上チームの合宿に定期的に招集され、帯同しながら自ら開設している完全予約制の治療院にて、有望選手の治療を行っている。触るだけで身体の状態を把握することができ、故障者の回復・復帰およびコンディショニングに関しての卓越した能力を持つ。

質問

走り始めたのですが、息が上がって続きません。まずはどこからはじめたらよいでしょうか?

回答

走り始めた方に息が続かないことは良くあることです。

まず前提にあることは、無理をしないことです。走ることがキツいと身体と脳が覚えてしまうと、これから走ることが嫌になってしまう可能性があります。特に、長距離走・マラソンは。

その為、呼吸がキツくなった時は思い切って走るのを止めて歩くと良いです。その際、大切なのはなるべく気持ちを落ち着かせながら…

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