最近みた映画 「パラサイト 半地下の家族」

早くもアマゾンプライムで!
アカデミー賞を受賞して話題になってから、映画館へ見に行きたいなぁと思っていて。
そのまま機会を逃して見損ねていたので早速鑑賞しました。

正直にいうと、わたしにはあまりヒットしなかったかな。。という感想です。
好きな映画と言えるほど、そんなに深く心に染みる映画ではなかった。
また何年か後に見ると印象も変わるかも知れないし、すごく話題になった映画なので、経験値として一度見ておいても損はないかなぁと思います。


感じたのは、2つ。

1つ目は、学歴や家柄に関係なく、知恵を絞れば誰でも成功できるチャンスがあるということ。
貧困で半地下に住む家族がお金持ちの家庭に寄生(パラサイト)していくというストーリーなのですが、最初のほんの些細な機会を家族のアイディアでチャンスに変え、自分たちの力で大きくしていく。
きっかけとなった出来事は誰にでもありそうなことだけれど、その後の展開はまさに家族のアイディアとチームワークで、パラサイトってこういうことだったのね、と想像と違う展開に驚きました。
嘘もあるけれど、結果的にみんな幸せなら、お互いに需要と供給が合致しているのなら、アリなのかなと個人的には思ってしまいます。
法を犯す事は絶対にだめなことだし自分は関わりたくないけれど、それとは別に、幸せって何だろうとふと考えてしまいました。
『リップヴァンウィンクルの花嫁』を見た時も同じようなことを思った。

2つ目は、やっぱり嘘はよくないということ。
最初に言ったことと矛盾してしまいますが、些細な嘘が取り返しのつかないものになって、やっぱりあとからつけが回ってくる。
嘘には嘘を重ねていってしまうものです。
ときに嘘は必要なものだとわたしは思っていますが、そこに相手を思いやる気持ち、愛情があればの話です。
自分を守るためや取り繕うための嘘は、ボロが出たり、自分自身が耐えきれなくなってくる。
だから最後は、自ら破壊的になってしまったのですね。。
ネタバレになるのでこの辺でやめておきます。


わたしの薄っぺらな頭ではこの程度しか考えられなかったので、もっとみなさんの感想を聞いてみたいです。
レビューが増えていくのを楽しみにしています。




おわり

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