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面倒くさがりが作った、やる気になる掃除用プレイリスト【壮大】

掃除が心の底から苦手だ。
やらなくて良いのであれば、やらなくて良い方向に持ってゆきたい。
しかし現実的にはそうもいかないので、いろいろと面倒くさがりな自分をごまかして掃除はする。
結構そんな気分の人は多いのではないか、と私は思っていた。

ところが世の中には、「掃除をして開運した」とか「掃除で心の平穏が得られた」といったコンテンツがあり、そしてそれは結構受け入れられているらしい。

そんなことがあるなら、よしこれはひとつ減るもんじゃなし、騙されたと思ってやってみようという動機づけになる人もいるだろう。
そしてそれはとてもよいことだと思う。

だけど私は、母の胎から飛び出た時から「怠惰」というありがたくない性分をしっかり握りしめている。
さらに近年では、今までぼーっと生きすぎたせいか、注意力の低下もシャレにならん程度にまでなっている。
風呂掃除の時、何も引っかかるものはないのに足を滑らせ、風呂桶にダイブしてみたり、ゴミをまとめようとして、うまく紐結びができずゴミをぶちまけたり。
真面目に生きてるだけなのに。

掃除は地味な作業だ。
だから家にしろ、職場にしろ、こういうハプニングも誰にも気づかれない場所で、地味に起きる。
唸り声を寂しく響かせ、死にかけのハエみたいな体勢の身を起こし、奇声は虚しく宙を舞い、その後黙ってゴミを片付ける。
掃除は孤独との勝負なのだ。

風呂で滑ってもひとり。
頑張って綺麗にしても、誰かにとくべつ賞賛されるわけでもない。

開運も良い、心の平穏も良い。

だけど私は考えた。
掃除のベネフィットに重点を置くよりもまず、
目の前の掃除という困難に地味に向き合ってる
今というかけがえのない瞬間を
自らが讃えるべきじゃない?

詰まるところ掃除をするときに携えるべきなのは、

私がやらなきゃ誰がやる。
やってやろやないかーー!!

という気概だよ。

掃除という孤独との勝負に、ある種の使命感を無理やり生みだし、どーにか乗り切りたい。
私がやらなきゃ、この汚れた世界を救えない
謎に燃えたぎるその使命感をマジで支えるのは、軽快なポップスでもスイングジャズでもない。

壮大な音楽に用がある。

ということで、壮大っぽい音楽でまとめた掃除用プレイリストを作りました。

まあこんなに鼻息荒くいうような話でもないんだけれども。
よろしければ、ご査収ください。

LEGAL HIGH
スターウォーズのテーマ
レイダース・マーチ
Pacific Rim
アフリカの大地
Taking A Stand - Catain Amrica: The Winter Soldier
End Credits - Back To the Future
クライマックス
偉大なる王の剣
Wagner:喜劇<ワルキューレ>- ワルキューレの騎行

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