京都タワー

素直な心から美しい言葉を

 職場の人間関係に悩んでいる。
何気ない会話が人の心を傷つけているときがある。
仲の良い同僚も、心のなかでは私を非難している。
他では私の悪口を?

そんな経験をされたことがありませんか?
出世争いの中では、他人をいかに蹴落とし
自分が優位に立つかを考えている人たちが多いです。
人の欠点ばかり探し、非難する醜い言葉で。

 しかし、なかには出世など興味がなく誰に対しても等しく接している人がいます。
人を思いやり、感謝の気持ちを忘れず、おごらず、優しい気持ちで話しかける、自然で美しい言葉を。
話す人がいませんか。
そんな人になりたいと思っている私。

まずは挨拶ができる人間になること、基本中の基本。
これができてない人を見かけますよね、特に古参社員たち。
陰口をたたく、会社の悪口を平気で話してる、自分に不都合なことは人のせいにする。
いませんか?
そんな古参社員があなたのまわりに。
そんな人たちにも挨拶ができる人間になるのです。
人間は欲望の塊、際限のない欲望に人生さえも投げ出す人がいます。
わたしには関係のないことだと、他人が困っているにもかかわらず知らん顔を決め込んでいる人。
ああ嫌だ、そんな人間にはなりたくないと思っているあなた、そんなあなたが一番なっているのかもわかりません。

 素直な心とは、そんなことさえ考えません。誰に対してでも同じ目線で接しられる人、自然な振る舞いができる人なんです。

 決して計算高く行動しない、得にもならないことさえ真剣に対処する力を持っている人。
素直とは損得考えず行動できる人なんだろうと私は思う。
そんな人が発する言葉は説得力があり、美しい。
誰が聞いても納得できる言葉遣いを自然に話すことができる。

 得か損かで行動する人は時には平気で人を裏切ります。
そんな人にはなりたくないですよね。
人間は支え、支えられて生きていくものなんですから。

 時はアメリカのトランプ大統領の誕生です。ビジネスマンの大統領ともっぱらの評判ですね。
国の交渉事さえも損得で考えるシビアな大統領の誕生。

 外交と言うものは損か得かで判断するものだからピッタリじゃないのとの声も聴かれるトランプ氏。
これからアメリカをどこへ導くのでしょうね。

トランプにノーを。

 大統領就任式に全米、いや世界各地で起こったデモ。
それだけ人々の不安な心が増幅している証拠のような気がします。
第二次世界大戦へと突入していった雰囲気が似ていると言われる自国第一主義。
自由と平等の理念が揺らぎだす世界の潮流。
世界はどこに向かい、日本はどこへ流されるのか?
これからの100日間でおぼろげな姿が見えるのではないでしょうか。

 キレイな心から美しい言葉が生まれる。
そんな心を持った指導者が表れないのは悲しいことです。
自分にとって損か得かで考えるのではなく、自然と何でもこなせる人になれたなら、その人が話す言葉はキレイで美しい。
その言葉に人は魅了され憧れをもって受け入れるのに違いない。
そんな気がします。
損得で考える経営者は素晴らしい。
しかし、人間関係だけは損か得かで決めたくはないですよね。
素直な心で美しい言葉を話しませんか?
あなたから始めてみてはいかがですか?

終わりです。
















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?