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今ある物って当たり前じゃないよ

私事ですが、会社員として、毎日毎日、手足や頭を動かして生活をしています。

生活費のほとんどが安定して頂けるお給与に依存しています。

文句がある訳ではなく、給与に依存しているうちは差配出来るお金の大きさに限りがあります。

その上で今の自分の気持ちを表現していきます。

仕事の一環としてお商売をされている方とお話しする事もあります。わたしの肌感覚ですが、お金に対する考え方に余裕がある方が多いようで、少し価値の高い商品やサービスを選ばれる割合が多いのです。

当然、自分でお商売をするリスクと責任を負っているからの結果であり、これは良いとか悪いとかの話ではありません。

その上で、僕らが等しく受けられるネット時代だからこその恩恵の一つが、自分でお商売を持つ事を疑似体験が出来ることです。

例を挙げると、このプラットフォーム、noteさんも有料で記事を販売できたり、いいと思った記事にサポートが集まる事があります。

お給与以外にお金を頂く経験が、以前よりも容易くなったのです。

他方、ここでの発信のみで得られた支援で生活が全て賄えるかと言えば、なんの影響力も売れる商品もない僕には、全く有り得ない事だと思い知らされるのです。

その経験から得られる良き点の一つが、会社員としては経験しにくい、0→1の難しさを身をもって知る事ができることにあります。

自分で仕事を作れるってすごい。

視点を変えます。組織の一員として働く上で、この起業の疑似体験は意味の大きな物だと思います。

自分の会社の経営者や上司の頭の中を推し量る力を養えるからです。

もし自分がリーダーなら組織をどう動かしたいかを、自分の頭で考えられるようになり、行動が変わります。

どうしても指示待ちのスタッフさんもいる中で、その人にも動いて貰えるようにどう声を掛けてようと考え始めるのです。

数字を出すことの意味も理解が深まります。

すると感じるようになります。

今ある環境が当たり前ではない事を。

今があるのは、あなたの前にその任務にあった人が繋いでくれたからだと。更にリスクをとって0から1を作ってくれた人がいるからだと。

これは作った人や、上司からは言いにくい事です。

だって自分のやった事を言うのって、変な誤解も生まれがちだから。

でも、従業員の立場でそれを知っているのと知らないで、仕事に対する考えが変わってきます。

会社の看板を背負っているってだけで、自分一人では作れないほどのアドバンテージと責任がを感じるのです。

もしも少しの想像力で相手(リーダーやスタッフ)の気持ちを、本当の意味で忖度出来たら、強い組織になるのではと考えます。

誰かがリスクをとったから今がある。

note8周年、おめでとうございます。ここで学んだ事を書いてみました。

こうやって発信しながら思います。

今があるのは、当たり前じゃないんですね。

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