【かきたいけどかけないもの】深夜のトースト、大人のメタファー

これができるのは大人だ、という情景が
大人の印や、メタファーが誰しももっていると思う。
そして捜索機落とすにはまだ客観的になれない。あの情景、感覚をかき出すにはまだ足りない。

わたしの場合、それはダイニングキッチンで食べる深夜のトーストだった。

「かようびのよる」という名作絵本

言葉のない、海外の深夜の風景と人々と、空飛ぶ蛙たちが無言で漂っている。
これはお父さんに何回も(読んで?)見せてもらって、お父さんに読んでもらう専用の本だった。
特に、深夜のダイニングキッチンで、ガウンを着た男性がトーストを食べているシーンがあって、
大人は、深夜にトースト焼いていいし、罪悪感なく味わってよさそうだぞ。
と。

大人になってみると、簡単にそれはできる、んだけど。
ワクワク感はなくて、あーやっちまったなーというときと、
やってやったぜー、ていうパターンと。

子どもの時に見ていた、あの90年風のドキドキ、深夜、高層ビル、オシャレなキッチン、。

再現するにはディテールが細かい。
まだ、脳に手が追いつけない。

#創作 #創作過程の思い出 #メタファー #大人になった

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