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「幸せな仕事」

介護で生活支援を行うスタッフは、何をやりがいと感じているのでしょう。もちろん、一人一人が楽しく、元気に過ごしてくれたら嬉しいと感じます。でも決して人が喜んでいる事の結果や、感謝の言葉や笑顔の見返りを求めてはいません。認知症の人であれば、時には怒鳴られたり、拒絶されたりもすることもあります。それでも仕事が楽しいと感じるのです。

生活の支援をする仕事のやりがいは「人の幸せ」に重きをおいています。そして幸せの単位を「家族との関係」だと思っています。サロンで楽しく過ごして笑顔で帰宅したら家族が嬉しいと感じるかもしれません。サロンで身体を動かして体力が回復してきたら家族が喜ぶかもしれません。家族が少し休息できたら優しくなれるかもしれません。一人暮らしの人はサロンで家族のような暖かさを感じられるかもしれません。

そんなふうに家族が幸せであることを私達はケアの目標として持っています。
「人の幸せを喜ぶ幸せ」を知っている私達の仕事は、幸せな仕事なのだと思います。

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