昨今のシャニマスブームについて思うこと、感じたこと。

ご閲覧頂きましてありがとうございます。
お初にお目にかかります、私、ヲタ三郎と申します、どこにでもいる萌コンテンツ好きのおじさんです。
私のことはさておいて、表題の通り、今現在アイドルマスターシャイニーカラーズがちょっとしたブームとなっており、新規で始められる方も多く、初期勢である身としましては、大好きで続けてきたコンテンツが盛り上がっている様子は、とても喜ばしい光景に思えます。

以下、文章を書くことに慣れていない故、稚拙な文章となってしまいますが、お付き合い頂ければ幸いです。

さて、何故今シャニマスがここまでの勢いにあるのか、それはコンテンツとしての魅力が備わっていたこと、更にそこへ『動画配信』という形で『にじさんじ』や『ホロライブ』の方々が取り上げて下さり、宣伝力が加わった結果だと、私は捉えております。

元々、シャニマスは今となっては珍しい『音ゲーでは無い』アイドル育成ゲームとして、細々と、しかしながら色濃く展開されてきたコンテンツでした。各アイドルは魅力に溢れており、楽曲も素晴らしいクオリティ、そして何よりも各イベントシナリオの高品質であり濃密な内容がファンの心を掴んでおりました。

そこに実況配信を主に活動しておられます方々が、所謂『推し(担)探し』や『ガチャ配信』を動画サイトで公開したことにより、配信者各位様のトーク力や考察、盛り上げる演出等々が上乗せされた結果、多くの支持が着いてきたのだと、私は思う次第であります。

上記にある通り、コンテンツを遊んできた身としては現状況は素晴らしいものと捉えており、より多くの方々にシャニマスという素晴らしい作品を知って頂きたい、アイドル達の魅力に多くの方々が触れて頂き、それを共有出来るということは何物にも変え難い喜びであると言えます。

ただ一方でTwitterなどでは、こんな声も聞こえてきます。

「大切に育んできたコンテンツを適当に扱って捨てるようなことはしないでくれ。」

「動画配信者は作品でなく、利益だけを見てそうで嫌だ。」

当初は私自身もそのように感じていた一人でありました、故にお気持ちは分かります。熱の高さが伺え、愛の深さも感じられました。

長くシャニマスと関わってきた方ほど疑問に思うのかも知れません。

ただ一方で、シャニマスのシステムの難しさや、音ゲー要素の無いアイドルマスターシリーズという点は、正直な話、極端に入口の狭いコンテンツだと言えなくもないと思います。

シャニマスはなんか面白くなさそう、難しそう、という方々が面白さの触れる機会として、人気配信者の方による実況動画は良い入口の、良い切っ掛けとなるのでは無いでしょうか?

『ガチャ引いて終わりじゃん』

お気持ちは分かりますが、PSSRの素晴らしい演出や美麗なイラストはシャニマスの売りのひとつだと自分は思いますので、ガチャ配信は効果的だと自分は思いました。

『まぁ…タダで引き直し出来るなら引くだけ引いてみよう』と思う方も多かったと思います。

自分は一通りの配信者の方の動画を視聴し、当初のような考えはあらためる必要があるのではないか?と思えました。

月ノ美兎さんの配信では鋭い考察にドキッとさせられましたし、ド変態な発言には正直笑わせて頂きました。多くのアイドルをプロデュースしTRUEに導いている手腕にも驚かされました。

さくらみこさんの配信はまだ数は少ないですが、常に学び、挑戦し、失敗しても諦めず、担当アイドルをWING優勝に導こうとする姿勢には凄く感動させて頂きましたし、初心を振り返る機会を頂きました。

神田笑一さんの配信は「プロデューサーである以上は全員が担当アイドルと考えている。」という言葉に感銘を受けましたし、事実その姿勢をプロデュースで見せて下さっており、日々勝手に共感させて頂いております。

ニュイソシエールさんの配信はアイドル達の心境を想い、本気で怒ったり泣いてしまったりする姿に「この人は凄いなぁ」と思わさせられました。イベントコミュの高品質さを取り上げて下さったのは感謝しかございません。

夏色まつりさんの配信では挫折を経験することの大事さを見ることが出来ましたし、WING敗退後知識を得てWING優勝を達成した際には私も思わず声が出てしまいました。

天音かなたさんの配信ではアイドルに対する規格外の熱量にただただ驚愕しっぱなしですが、過密スケジュールのなか凛世の100時間耐久ライブを見たり、シャニマス四コマを見ながら話すだけの配信をされていたり、裏でガッツリやりこんでおられたり、とガチじゃねぇかと思う他無い配信をされておられると思います。

長く乱雑になってしまいましたが、少なくとも私は動画配信者の方々のシャニマス実況動画から良い熱量と初心に戻る切っ掛けを頂けておりますので、現状、感謝の念しかございません。