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【ことば編】子供の発達段階を復習

発達段階をまとめるシリーズ、第5回は言語聴覚士は絶対知っとかないといけない『ことば』の発達

子どもの成長はとても個人差が大きいので、平均よりも今の段階をしっかり把握するのが大切です。

ことばと聞くと、ついつい『話し言葉』に目がむきがちですが、実は話すまでにもたくさんことばの芽🌱があるんです。

それでは見ていきましょう!


🌱ことばの発達



▶︎1ヶ月:大きな音にビクッと反応する


▶︎2ヶ月:人の声に視線や顔が動く


▶︎3ヶ月:
 人の声のする方に顔を向ける
 あー、うー、えー、おーのような声を出す

▶︎4ヶ月
 母親の声を聞き分けることができる
 笑う時に声を出す

▶︎5ヶ月
 歌に聞き入る(集中して聞く)
 養育者の目や口をじーっと見つめる

▶︎6ヶ月
 子供の出した声を真似すると喜ぶ
 親が声を出すと子供も声を出す

▶︎7ヶ月
 名前を呼ぶとこちらを見る
 なんらかの要求がある時に視線を送る

▶︎8ヶ月
 お気に入りの音楽で体を動かす、泣き止む

▶︎9ヶ月
 「ダメ」など禁止言葉を聞き分けることができる

▶︎10ヶ月
 「パパどこ?」と聞くとパパの方を見る
 「バイバイ」や「おいで」など理解して行動する
 1人でなにか話しながら遊ぶ

▶︎11ヶ月
 「ちょうだい」というと渡せる
 「マンマ」と言って食べ物の催促ができる
 親の話しかけに対して答えようとする

▶︎1歳
 単語を話し始める(初語)
 大人の言葉の音を真似して言うことができる

▶︎1歳後半
 比較的長い文の指示に対して行動できる
 絵を見て3〜4つの名前を言うことができる
 代名詞を使える(あっち行く、ここある)

▶︎2歳前半
 簡単な形容詞が2つ以上わかる
 「これ、なに?」と聞く
 2語文を話す「マンマ、おしまい」

▶︎2歳後半
 簡単な動詞が3つ以上わかる
 名前を聞くとフルネームで言える
 自分の名前を入れて話ができる


▶︎3歳前半
 赤・青・黄・緑の全ての色がわかる
 いっぱい・ひとつなど量がわかる


▶︎3歳後半
 助詞が入った文の話しかけをしても理解できる
 上下の位置関係がわかる
 見たり聞いたりしたことを人に話す

▶︎4歳
 「だれ・いつ・どこ・なに」の疑問符に答えられる
 昨日のことなど過去の話ができる

▶︎5歳
 字の読み方を大人に聞く
 なぞなぞ遊びができる
 曜日がわかり、言うことができる

▶︎6歳
 何月何日といった日付がわかる
 道順を説明することができる
 早口ことばが言える



このような発達段階を辿るんですね。
これがわかるの意外と遅いんだなとか、意外と速いんだなというのもあったかもしれません。

何度も言いますが、この年齢は目安です。

土台がしっかりできていなければ次の段階にうまく進むことができません。

今できることをしっかりと把握して、そのできることを伸ばしてあげることで次にステップアップできます。

楽しい遊びの中でしっかりと言葉の芽🌱を育てるお手伝いをしていきたいですね。


ここまで読んでくださりありがとうございました!


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