医療的ケア児に関わる言語聴覚士はどこにいる?
先日、このようなツイートをしました。
最近色々な方の音声発信を聴いたり、noteを読んだりしていて、ふと思ったんです。
小児の摂食・嚥下領域の情報少なっ!
と。
もちろんすごく有益な情報を発信されている方もいます。
そして、そもそも私がたどりつけていないことも大前提あります。
でもやっぱり、小児分野は基本的に言語がメインなことが多いですね。
あ、この記事を読んでくださっているのはST以外の方が多いと思うので、あえてしっかりと説明しておくとですね。
言語聴覚士は、国家資格なので国が定める言語聴覚士法に則って業務にあたる必要があるんです。
その法律の中に【嚥下】、いわゆる飲み込みの機能について訓練や指導は医師または歯科医師の指示のもと行うと、はっきり記載されています。
そのため、言語聴覚士が単独で医師の指示なしに【嚥下】=【食べること】に個別で関わるというのは法律違反となります。
大前提としてこれがあるため、食べることについて大々的に一般に発信しにくい環境ではあります。
でもね、実は成人分野は割といらっしゃるんです。
と、言っても個別対応ではないです。
こういった症例に対して〜みたいのとか、こんな評価が訓練が〜とか。
ただ、小児分野の情報は極端に少ない。
言語に関わる人。
例えば独立して言葉の教室を開いている人は当然、摂食・嚥下のような医療的な関わりはしていません。
例えるなら塾とか、家庭教師みたいな感じの立ち位置です。
では、NICUや小児病棟、重症心身障害児施設ような、医療的ケアが必要な子供達にはどのくらいの言語聴覚士が関われているんでしょうか。
ママさんとお話ししていると、ごくたまーにこのようなお話を耳にするんです。
「子供がNICUに入院してた時に言語聴覚士の先生にお世話になって、初めてその職業を知りました」
え、一体どこにいるの!?
同職種ですら会ったことがないレアキャラ感がすごすぎて、聞いた時に感動すら覚えます。
母校で私が教わった先生は、ずっと脳性麻痺などの重症心身障害児の施設で働いていた方でした。
その時に教わった内容や、経験談の印象が強くあるので必ず第一線で活躍されている人はいると思うんですよね。
まだまだ私のアンテナが低いんだろうなぁ。
それにしても、ほとんど求人が出ているのも見たことがないです。
と、いうか求人はうちの地域は療育センターですらないもん。
放課後デイサービスや児童発達支援施設はどんどん増えてきていますね。
こども医療センターとか療育医療センターにはいらっしゃるんだろうか。
もちろん、言葉の発達についてもたくさんインプットするようにしてます。
しかし、私自信が急性期病院で働いてきて、医療分野の勉強にたくさん時間を注いできたので、医療的ケア児に関してもどんどん疑問や学びたい欲が湧いてくるんですよね。
是非ともお話を伺ってみたいなぁと思います。
今後もアンテナを高くして、色んな勉強をしていきたいです。
みなさま、おすすめの書籍などがありましたら是非教えてください!
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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