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イヴ・サンローラン、モードの帝王

こんにちは!

健太です。

つい先日、「イヴ・サンローラン・ボーテ」の日本初の旗艦店が表参道に出店されました。

コスメの商品も充実しているイヴ・サンローランはどのようにして現在の地位を築いてきたのでしょうか?

■ディオールとの出会い

17歳でコンクールに応募し、最優秀賞を受賞するなど若いころから才能を発揮してきたイヴ・サンローランは、クリスチャン・ディオールに実力を認められ、ディオールに入りました。

その後、アルジェリア独立戦争の徴兵後、イヴ・サンローランは1961年にイヴ・サンローランとその恋人であったピエール・ベルジェ、そしてアメリカ人の実業家マック・ロビンソンによって設立されました。

■モードの帝王

「イヴ・サンローラン」の設立後、20世紀を代表する「モードの帝王」と呼ばれるデザイナーとなるまでの作品をいくつか紹介していきます。

○1965年 モンドリアンルック

オランダの抽象画家ピエト・モンドリアンの作品にインスピレーションを得て、白のミニワンピを垂直と水平にいれたラインによって分割し、分割されたそれぞれのエリアに赤、黄、青の3原色を大胆に取り入れるというデザインです。

アートとファッションを見事に融合させたデザインによって、サンローランの名前は世間に広まりました。

○1966年 スモーキング

男性用のタキシードをアレンジしてクールな女性用のスーツに仕立てた作品です。

細身でスタイリッシュなスタイルは、イヴ・サンローランを象徴するアイコンとして語り継がれるようになりました。

上記の他にも、シースルーパンタロンなど現在のファッションでは当たり前の製品を数々発表してきたという功績があります。

■おわりに

イヴ・サンローランは非常に繊細な人物だったと言われており、精神的に病んでいた時期もあったと言われています。

しかし、それを支えた公私ともにパートナーであったピエール・ベルジェと手を組みながらファッション業界にセンセーショナルを起こしました。

「誰と一緒に仕事するか」はファッション業界でも大事なんだなあと感じました。

次回はフランスの老舗ラグジュアリーブランド、「ジバンシィ」を紹介していきます。

それではまた!

服部 健太

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