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備えが無くても憂いが増えないのかを改めて確認しよう

 「保険不要論」をしばしば目にします。
 いわゆるFPを名乗る人、そうではない人、ほんとにさまざまな方がそのようにおっしゃっているように見受けます。
 その不要論を否定しません。
 万が一への対応を自分の蓄えから出せるなら、保険金は不要なので、加入している間に払う保険料は無駄だということになるわけですから。
 加えて、公的健康保険は保険診療に限って言えば、負担の限度額が決められているので医療への出費に関して言えば、公的支援が手厚いこともよく存じています。

 それだけ分かっていても私は医療保険への保険料支払いを辞めるつもりは少なくとも当面ないし、就職してから27年余り加入してきたことをまったく後悔していません。

 この記事ではその後悔が無い理由を明らかにしたうえで、医療保険に関して保険不要論の是非を個々人が改めて考えるきっかけになればと思っています。
 なお、あらかじめ申し上げておきますが、現在の私は保険を売ると言ったことを生業にはしていません。あくまでも一個人の見解としてご理解いただければと存じます。

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