見出し画像

生き方を「選ぶ」から「創る」へ

進路選択という言葉がそうであるように、進路とか生き方って「選ぶ」って言いますよね。「選ぶ」のですから、もちろん「既存の選択肢から」というのが前提になっています。用意された選択肢のなかに自分が見つかればいいのですが、そうとは限りません。


進路指導の解像度

中高生のときにやった三者面談、覚えていますか。それはどんな内容であり、あなたにとってどのような体験でしたか。

僕は「え? もう終わり?」と思ったのを覚えています。進路選択や志望校選びって、その年齢の僕にとっては「すごく大きな決断」でした。でも、いろいろ考えてみたものの、確信が持てるようなところまで辿り着けませんでした。にもかかわらず、なんとなくの方向性が「まぁ、じゃあそんな感じで」みたいな感じで追認されたのでした。

進路というくらいですから、どちらの方角を自分にとっての「前」だと定めて、歩き始めるのかを決めるは、大きなことです。しかしながら、かなりさらっと決まったのは、「ありものの選択肢から選ぶのが当たり前」という心が大人たちにもあったからでしょう。

選びたい進路が選べないとき

僕は、最終的には当時にしてはちょっとユニークな進路をつくりました。それは、団体を設立してそれを仕事にする、ということ(詳細は下記記事に書きました)。

大学の進路指導課から進路登録カードを出すように言われたものの、そのカードのフォーマットには僕の進路がありませんでした。でも、僕はそっちに進みたい。「選ぶ」のか、それとも選択肢を「創る」のか、そういう違いがそこにはありました。

生成系AIの登場で職業の淘汰が加速すると騒がれていますが、これからは、いずれにしても変化の激しい時代がやってきます。「ありのものの選択肢から選ぶ」というスタイルでは、あまり人は幸せになれないのではないでしょうか。

進路や生き方を選ぶから創るへ。早めにモードチェンジした方が、自分らしく楽しく生きられるはずです。

声のメディアVoicyでは、同じテーマを音声でお楽しみいただけます。この内容が気に入ったら、ぜひこちらをどうぞ。無料メルマガ『冒険と灯台』もおすすめいたします。


コンテンツが役立った!共感した!という方は、よろしければサポートをお願いします。大変励みになります。noteでの情報発信のために、大切に使わせていただきます。ありがとうございます。