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人狼系配信にて墓場用チャンネルに会議チャンネルの音声を力業で横流しする方法(Discord版)

 やったな死体諸君!!これで墓場で雑談しながら会議室の修羅場を楽しめるぞ!!

 配信者仲間が人狼系ゲーム配信に向けて便利な(ただし力業の)ツールを考えてくれました。Discord鯖の管理者権限の人が以下の仕組みを持つと配信が楽だと思いますので共有します。
 発案者のShidano氏(@Shidano0730)に感謝を表します。

【概要】

 Discord上で『音声を拾う専用アカウント』と『拾った音声を横流しする専用のアカウント』を余計に作り、会議用チャンネル・墓場チャンネルにそれぞれ配置することで、墓場に居ながら会議室の会話を一方通行で聞くことができます。

【配信前の準備としてやること】

1.中継機として使う、Discordアカウントを2つ用意。(発信側用・受信側用として使います。)
2.SYNCROOMなどの「音声の出力先・入力先をバイパスできるツール」を用意しておく。(VB-Cableもあるが、設定が面倒なのでおススメできないとのこと)
3.発信側用・受信側用のデバイス設定を以下のように設定する。
・発信側について:
「入力デバイス」のボリュームを0にする。(デバイスは指定しなくていい。種類は何でもよい)
「出力デバイス」をnetDuettoにする。
「ノイズ抑制」のトグルをオフ、「音声処理設定」のトグルを全てオフ(左側)にして、受けた音を全て生のまま出力する設定にする。
・受信側について:
入力デバイスをnetDuettoにする。
出力デバイスのボリュームを0にする。(デバイスは指定しなくていい。種類は何でもよい)
「入力モード」を音声検出にする。
「入力感度」について、自動調整のトグルをオフ(左側)にして、
感度バーを左端に寄せ、流れてきたすべての音声を出力する設定にする。

(※注意点:発信側・受信の通知を切ること。(ポコンポコンうるさくなっちゃう))

【実際の配信時にやること】

1.自分のDiscordとは別個に、用意したアカウントを2つとも起動。例えばブラウザの種類を変えると複数起動できる。また、DiscordのPublic Test Build(PTB)版を併用するなどの方法もある。
2.発信側の中継機(音声を拾う方のアカウント)を会議用チャンネルに置いて、マイクミュートをかける。(必須ではないが、エラー防止で、念のため。)
※補足:必要に応じて発信側のアカウント上でユーザーの音量バランスを調整してください。)
3.受信側の中継機(拾った音声を出力する方のアカウント)を墓場用チャンネルに置く。

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以上のような状態になれば、会議用チャンネルの音声が墓場用チャンネルに一方通行で届くはずです。

この方法を実施する上での注意点:ボイスチャットを3つ同時に起動できるだけの回線とPCスペックの余裕を持つ必要があるのでそこは注意してくださいまし。

【最後に】

 私、おサルも人狼ゲームをこの前初めて遊びましたが、とっても楽しかったです!!
 それにこれも加われば弱者ももっとたのしい!!かも!!
力業ではございましたが、お役に立てましたら幸いです。
 それではみなさん、良き人狼ライフを!!

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