【ラグビー】日本代表vsアイルランド リポビタンDチャレンジカップ2021
○放送
Jsports7/3(土)20:30~
BS日テレ7/3(土)21:00~
日本代表
アイルランド代表
<見所>
先回のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦は本当にエキサイティングな試合でした。堂々たるティア1にふさわしい試合運びで魅せてくれましたね!今後が本当に楽しみです♪
さて今回は2019ワールドカップ以来となるアイルランド戦。
日本代表は先発を3人代えてきました。
注目選手の最たるものは9番齋藤選手。
ライオンズ戦では素晴らしい活躍でしたね!
右に左に高速で振っていくパスに、ライオンズ選手の足が完全に止まってしまっていました。パス出しでフェイクをいれることでオフサイドも誘発させていました。堂々たる風格は、すでにワールドクラスです。
今回の先発での登場は、世界に衝撃を与えるかもしれませんね!
私個人的には、11番フィフィタ選手のディフェンスが大きな課題に映りました。福岡選手とどうしても比較してしまうから余計に目立ちました。アイルランドも勿論、徹底してハイボールで彼のスペースを狙い撃ちしてくることでしょう。しかし、ここで凄いなぁ!と感心するのはジェイミーHCが起用した14番マシレワ選手、15番松島選手。
14番にマシレワ選手を配置することで、スタミナが大変ですが、フィフィタ選手のフォローに回ってくるのでしょう。あのエガちゃんにも似た愛くるしいキャラクターで、飄々とハードワークこなす姿が目に浮かぶようです。
15番に松島選手を配置したということは、フェイズを最小限に抑えてフィニッシュにもっていくプランを練っているからではないでしょうか。
ライオンズ戦のセットプレーでは、両ウィングのフィフィタ選手、松島選手がFW密集近くでペネトレイトしてポイントをつくり、2フェイズ目から田村選手、中村選手、ラファエレ選手が縦横無尽にパスを繋ぐサインプレーをしていました(ラファエレ選手のパスをカメラで写真に納めるのは、至難の業ではないでしょうか)。
私の憶測ですが、オールブラックスやワラビーズがそうするかのように、3フェイズ以内でフィニッシュするプランがはまってきそうです。
松島選手がラインを割ってキャリーし、マシレワ選手がフィニッシュ。
アンストラクチャーに囚われない、また新しいブレイブブロッサムズのプレーが観れそうですね♪
対するアイルランドは6ネーションズの試合を観るかぎり、とんでもないメンバーを並べてきました。主力をライオンズに派遣しているとは言え、決して見劣りするようなチームではありません。
10番ジョーイ・カーベリー選手はマンスター所属ニュージーランド出身の若きスタンドオフ。2019ワールドカップ日本代表戦でもお馴染みですね。最後に蹴りだした選手です。
12番スチュアート・マクロスキー選手、13番クリス・ファレル選手のセンターペアはどちらも190cmオーバーの大型選手。ブレイクダウンやチョークタックルで日本を苦しめてくるでしょう。
11番ジェイコブ・ストックデール選手も大型でスピードのある選手です。2019ワールドカップ日本戦では、松島選手が良く封じ込めていましたが、今回のマシレワ選手とのマッチアップは見物です。見物といえば14番ジョーダン・ラーマー選手。2019ワールドカップ日本戦では途中FBで出場していました。フィフィタ選手とのマッチアップとなりますが、私はこのポジションでの闘いが今回一番面白いんじゃないかなぁ、と目論んでいます。
ここまで書いてきて自分でも変だな?と思うのですが、フォワード陣に関しては、正直日本にかなり分があると見ています。というのも、あのライオンズ相手に全く引けをとっていませんでした。何よりも後半からのインパクトプレーヤーのエネルギー。これは、ワールドクラスでみてもかなり強力です。
〇最後に
ここまで2戦、日本代表の試合を観てきましたが、まるでオールブラックスを観ているかのようなスロースターターっぷり。それだけ後半から登場する選手達のインパクトが凄まじいと物語っているようです。
別の観点で言えば、先発メンバーのインパクトが若干弱く見えてしまうのですが、誤解を恐れず言えば、世代交代の波が目に見えて押し寄せてきているのかもしれません。そんな中で、9番齋藤選手の先発。どのような景色で魅せてくれるのでしょうか。楽しみでなりません。
後半から投入される20番タタフ選手も注目ですね!
とにもかくにも日本代表ブレイブブロッサムズの試合。
存分に楽しんでまいりましょう!
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