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【Shopify①】海外仕様を日本仕様に変えるポイント(無料記事)

Shopifyは「SaaS型カートシステム」として世界中で利用されている人気のサービスです。日本でも2017年から本格展開してきましたが、国内向けのECサイトとしては、文化の違いにより扱いにくい点が多少あります。

とはいえ、本来の用途である海外向けのECサイトであればそのまま利用出来る上に、AWSのようなクラウドサーバーを自社で管理するよりコストは安くなります。

テンプレートのカスタマイズに関してはHTMLLiquidを理解出来ればある程度のことは出来ますが、Shopify自体は最低限の機能しか持っていないため、機能追加に関しては開発会社がリリースしている有料アプリを契約するか、APIを使って独自開発するしかありません。

Shopifyのアプリはほとんどが英語で、Shopifyのヘルプも英語をそのまま翻訳しただけなので、日本仕様のカスタム事例はほとんど載っていませんが、今後日本の開発会社がアプリをリリースしていくようになれば、将来的には有望なサービスとなるのは間違いありません。

COMING SOON PRODUCTS PREORDERS→ 発売日の表示と、カートに入れるボタンをカミングスーンに置き換えるアプリ
BACK IN STOCK→ 在庫切れの際、メールで入荷通知をするためのアプリ 
STOCKIST STORE LOCATOR→ 店舗一覧を管理し、GoogleMapで表示するアプリ
QUICK ANNOUNCEMENT BAR→ テキストリンクのディスプレイバナーを管理・表示するアプリ
LOOKBOOK GALLERY→ イメージ写真に商品へのリンクを追加するアプリ
METAFIELD GURU または CUSTUM FIELDS→ デフォルトの管理画面にないメタフィールドを追加編集するアプリ
EXCELIFY→ Shopifyのデータベースを全て出力し、ExcelやCSVで編集してから再度インポートするためのアプリ(メタフィールドも編集可能)

都道府県・離島の配送料設定

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ShopifyのフルフィルメントはFedEXUPSとは自動連携してますが、日本の宅配業者との連携はShip&coやネクストエンジン等のサービスと契約するか、手動でCSV出力してからフォーマットを変換して宅配業者のサービスと連携させる方法しかありません。

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また都道府県ごとに価格別・重量別の配送料設定はありますが、国内の離島への配送料設定はありません。対処方法としては2つ。

1. 手動で設定 ... 管理者が受注をキャンセルしてから、手動で離島配送料金を追加した請求メールを送信する。多少手間ではありますが、離島からの受注件数が多く無ければこの方法が良いでしょう。

2. 自動で設定 ... サードパーティのアプリ「Percelify」で郵便番号ごとの配送料設定が出来ます。郵便番号ごとなので、初期設定や料金変更の際には大変な作業になりますが、離島からの受注件数が多くなれば現状この方法しかありません。

エラーメッセージやシステムメッセージの日本語表記

エラーメッセージやシステムメッセージ等の日本語表記は、テーマの「アクション」から「言語を編集する」を開くと設定できます。

例えばチェックアウトのページで「ありがとうございました!」と感嘆符がデフォルトで入ってますが、日本では感嘆符を明るく元気な印象と受けとる人もいれば、馴れ馴れしく思う人もいます。必要であれば適切な日本語に変えていきましょう。

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また未確認ですが、海外の有料テンプレートには日本語の言語設定が無い場合もあるようですので、テンプレート購入前に確認しておきましょう。もし購入後であればデバッグしながら、根気よく直していく必要があります。

日本語の住所表記順を書き換える

メール通知のテンプレートでは、{{ ***_address | format_address }} という配送先を一括出力するフィルターがデフォルトで入ってますが、日本独自の「〒マーク」を付けたり、国名を除外したり、適切な位置で改行したい場合は、アドレスオブジェクトを細かく分解して並び替える必要があります。

▼テンプレート通りの表記(一括出力)
{{ shipping_address | format_address }}

(出力例)
山田 太郎
221-0054
東京都 横浜市 横浜通1丁目1-1
日本


▼日本の表記に直した例
{{ shipping_address.last_name }} {{ shipping_address.first_name }}<br>
〒{{ shipping_address.zip }}<br>
{{ shipping_address.province }} {{ shipping_address.city }} {{ shipping_address.street }}<br>
電話番号: {{ shipping_address.phone }}<br>
E-MAIL: {{ customer.email }}

(出力例)
山田 太郎
〒221-0054
東京都 横浜市 横浜通1丁目1-1
電話番号: 03-0000-0000
test@test.com

都道府県コードを都道府県名に書き換える

Liquidで都道府県名を表示する場合は、{{ *****_address.province }} を使うと「東京都」など日本語で出力されますが、受注データをCSVにエクスポートすると、東京都は「JP-13」というコードで出力されてしまいます。

色々試してみたところ、都道府県コード(ISO 3166-2:JP)はJP-01からJP-47まであるようなので、都道府県コードを都道府県名に書き換える必要があります。(以下はPHPの場合のサンプルコードです)

switch ($pref_value){
 case 'JP-01': $pref = '北海道';
 case 'JP-02': $pref = '青森県';
 case 'JP-03': $pref = '岩手県';
 case 'JP-04': $pref = '宮城県';
 case 'JP-05': $pref = '秋田県';
 case 'JP-06': $pref = '山形県';
 case 'JP-07': $pref = '福島県';
 case 'JP-08': $pref = '茨城県';
 case 'JP-09': $pref = '栃木県';
 case 'JP-10': $pref = '群馬県';
 case 'JP-11': $pref = '埼玉県';
 case 'JP-12': $pref = '千葉県';
 case 'JP-13': $pref = '東京都';
 case 'JP-14': $pref = '神奈川県';
 case 'JP-15': $pref = '新潟県';
 case 'JP-16': $pref = '富山県';
 case 'JP-17': $pref = '石川県';
 case 'JP-18': $pref = '福井県';
 case 'JP-19': $pref = '山梨県';
 case 'JP-20': $pref = '長野県';
 case 'JP-21': $pref = '岐阜県';
 case 'JP-22': $pref = '静岡県';
 case 'JP-23': $pref = '愛知県';
 case 'JP-24': $pref = '三重県';
 case 'JP-25': $pref = '滋賀県';
 case 'JP-26': $pref = '京都府';
 case 'JP-27': $pref = '大阪府';
 case 'JP-28': $pref = '兵庫県';
 case 'JP-29': $pref = '奈良県';
 case 'JP-30': $pref = '和歌山県';
 case 'JP-31': $pref = '鳥取県';
 case 'JP-32': $pref = '島根県';
 case 'JP-33': $pref = '岡山県';
 case 'JP-34': $pref = '広島県';
 case 'JP-35': $pref = '山口県';
 case 'JP-36': $pref = '徳島県';
 case 'JP-37': $pref = '香川県';
 case 'JP-38': $pref = '愛媛県';
 case 'JP-39': $pref = '高知県';
 case 'JP-40': $pref = '福岡県';
 case 'JP-41': $pref = '佐賀県';
 case 'JP-42': $pref = '長崎県';
 case 'JP-43': $pref = '熊本県';
 case 'JP-44': $pref = '大分県';
 case 'JP-45': $pref = '宮崎県';
 case 'JP-46': $pref = '鹿児島県';
 case 'JP-47': $pref = '沖縄県';
}

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