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「新型コロナの死亡は寿命」は誤り

[2023/7/31更新]
「新型コロナの死亡は寿命」は誤り。平均寿命を超えて生きる筈の人が余命を縮めたということであって、決して寿命だから死んだのではない。余命のある人が平均寿命で死亡したら、平均寿命はどんどん短くなる。実際に平均寿命は短くなっている。

◾️共同通信 (2022/7/29)
「2021年の日本人の平均寿命は女性が87.57歳、男性が81.47歳となり、前年比で女性は0.14歳、男性は0.09歳縮んだことが29日、厚生労働省公表の簡易生命表で分かった。前年を下回るのは東日本大震災があった11年以来で、男女とも10年ぶり。新型コロナウイルス流行の影響とみられる。」
◼️NHK (2023/7/28)
「去年の日本人の平均寿命は女性が87.09歳、男性が81.05歳となりいずれも2年連続で前の年を下回ったことが厚生労働省のまとめで分かりました。厚生労働省は「新型コロナで死亡した人が増加した影響が大きかったのではないか」としています。」

◾️日経新聞「米、コロナで平均寿命1歳短く 1943年以来のマイナス幅」

◾️時事通信「米平均寿命が大幅落ち込み コロナ禍直撃、人口も停滞」
https://www.jiji.com/sp/article?k=2021122200762&g=int&p=20211222ds77&rel=pv

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高齢者の死亡を寿命と考えてきたスウェーデンの感染対策の結果も、明確に平均寿命が低下しており、実際は遥かに長く生きる筈だったと報告されている。

◾️スウェーデン「2019年と比較して2020年の平均寿命は男性で0.69年、女性で0.40年減少」
https://www.folkhalsomyndigheten.se/nyheter-och-press/nyhetsarkiv/2021/mars/den-forvantade-medellivslangden-minskade-under-2020/

高齢者は余命を縮められたと考えるべき。日本における80歳の平均余命は9年以上。

◾️厚労省「主な年齢の平均余命」(令和2年)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life20/dl/life18-02.pdf

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新型コロナ禍で世界中の平均寿命が縮まっている。