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古民家再生10:この大きな家でやろうとしていること

費用のことばかりが脳みそを支配する今日この頃。宅地内の片付けが終わり、そろそろ家の間取りを本格的に考えるようになってきたのでそれもそのはず。「キッチンやお風呂は私の心を穏やかにするアイテムだから、妥協はしたくない」「土間に薪ストーブを入れて、コーヒーやお酒を飲みながら読書をしてゆったりとした時間を過ごしたい」。懐事情とは裏腹に、人間の欲望とは。まったく限りがありません。

こんなキッチンを創れたら素敵だよなぁ(夢のまた夢)

大きな家に出会ってしまった

自分の住居として考えるだけでも大変なのに、更に大変なワケは、この場所で事業をしたいから。事業というと立派に聞こえるけど、端的に言うと民泊です。正直私は、この土地に来て民泊がやりたかったわけではなく、家のサイズで生き方を決めようと思っていました。こじんまりとした家を手に入れるなら、他に仕事を見つける。大きな家を手に入れるなら、それを活用した仕事を生み出す、こんなふうに。そしたら、この古民家に出会ってしまった。でも、さすがに状態がアレなんでね。乗り気じゃなかったのに、主人が「この家ほしい」と言うじゃないですか。

ということで、民泊やります。

やるからには、私がここで感じたことや、経験したことから生まれてきた「こういう世界観をつくりたい」を実現したい。そのための最適解が民泊だと考えたのです。

考え方の軸は ”シェア”です。
この古民家をベースに、シェア型の生きかた、暮らしを提案し、コミュニケーション、コミュニティの価値を創造し、地域も人も孤立させない世界を創ろうと思います。

何だそれ? そもそも、個人でできる規模感で創れる世界ではないのかもしれません。

詳しいことは、秘密にしたいどころか、アドバイスもらったり、応援してもらったりしたいのですが、まだ稚拙で恥ずかしいので、奥に引っ込める目的で、初めて有料記事にチャレンジしてみます。設定金額の300円は、土間スペースにつくりたい「語り場」「くつろぎの場」で提供したいなと考えている、ワイン、日本酒の、1グラスの料金構想です。

寒くなってきたので、あったい鍋に冷酒(しかもにごり!)が私のおすすめ。こちら、キリッとスッキリ、とてもおすすめです。今季、4号瓶で何本消費したかなぁ。

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