FOR BEGINNERS #7 インサイド

現在36歳。僕らの時代、いわゆる昭和は特に根性論がまかり通っていました。有名なのものでは「練習中に水は飲むな」だとか「トーキックは使うな」なんて抽象的なことを沢山言われて育ってきました。(※今でも感情で指導をしている人はまだまだ多いと思います)

そして2002年のW杯でブラジルのロナウド選手がトーキックでゴールを決めたのをみて「なんじゃこりゃ!」と心底驚かれた方も多かったと思います。

今回の記事はそんな根性論のdis!
ではなくインサイドパスについて語ってみたいと思っています。

フットサルを始めたての方は味方にパスを出す時、味方がいるところに大まかにパスを出してしまうと思います。勿論それを否定していません。最初は仕方ありません。noteを読み、経験者はどんな風に考えているのかを知ることで、それを意識し上達していただきたいという思いで書いています。

パスはインサイド

例えばトーキックでゴールを決めたり太ももでトラップするなど、「ボールを自分のものにする」という目的が達成できれば手段はなんでもいいとはよく僕が言っていることです。

でもトーキックでパスをすると何がダメなのかというと、
(1)ボールをつま先という点でとらないといけないためコントロールが難しい
(2)物理的なことはわかりませんがトーで蹴ったボールはトラップしようとした味方の足元でぐんと伸びてきて非常にトラップしづらいものになります

そもそもお手本にしてほしいFリーグなどをみてもほぼインサイドキックでパスをしていると思います。

インサイドはトーという「点」に対し足の広い「面」でボールをとらえることができるため一番正確に蹴れるキックです。シュートでもトーより狙って打つことができそこそこ強い威力で蹴れるため十分活用できます。

軸足の位置、浮かさない

インサイドの蹴り方はプロの選手が書いたようなきちんとした本を読んでいただくのが一番です。動画でみれたら尚良しかと。

ポイントは蹴り足を蹴る瞬間しっかり固定すること、足だけの力で蹴らないこと、軸足の位置に(特に最初は)どんな時もこだわることです。

サッカーやフットサルでは、ボールは「蹴る」というより「押し出す」ようなイメージです。ビリヤードのキューで突くように真っ直ぐ引いて真っ直ぐ押し出します。ダーツでも正確に投げようと思ったらまず肘を固定するとおもいます。がむしゃらに投げていないのがわかると思います。

最初は足だけの力で蹴ってしまうと思うのですが、足だけで蹴ると股関節を痛めてしまいますし強い威力で蹴れません。

インサイドキックは体全体を使ってダイナミックに蹴ります。勿論ミートする、ボールに当たるのは足なのですが。

右足で蹴るなら左手も大胆にあげます。プロの選手が蹴っているのを見てみてください。手を気を付けにして小さく蹴っていないと思います。

猫背になっていないかなどフォームも大事です。キレイなキックフォームは美しいとさえ感じさせます。キックしてる自身の動画を見るのも良いかもしれません。

一生懸命プレーするのはとても良いことだと思いますが、焦りやがむしゃらになりフォームを崩してしまうとパスを正確に出せません。

プロの選手も小さい頃からフォームの練習を何度もしてきました。
地道なチャレンジが必要です!応援させていただくために僕はnoteを書きます!ふぁいとです!

お読みいただきありがとうございます。実用的な記事を書けるよう努力してまいります。大阪ゆる個サルへのご参加もお待ちしています!