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コンセプトを分解してみる


前回のnote↓

“コンセプトは「キーワード探し」と「やりたいこと」で掘り進めていきます。私のコンセプトは 《 かわいくて 活動的で 自立した  幅広い世界をみせる 映画監督 》 になりました!!! これがすごく気に入っていて、今後noteで詳しく書いたり 使っている言葉もアップデートしていければいいなと思っています。 ふだん全然映画を作ったりしているわけでもないのですが、映画監督はこの世で一番楽しい職業だろうな〜と以前から妄想していたので出てきた感じです。 ”


コンセプトを分解するnoteです。

<かわいくて活動的で自立した 幅広い世界をみせる映画監督>というコンセプトが自問自答ファッション教室で誕生したのですが 自分だけのコンセプトができたことが嬉しくてまだホワホワしています。言葉はまだ荒削りかもしれないけど、無限の可能性を秘めている。

<かわいい><活動的><自立した>について思うことと、<幅広い世界を見せる映画監督>とはどんな人なのかということについて書きます。個人的な感想です。


(かわいい)

<かわいい>は私にとっては「大好き」「キュンとした」「ときめいた」「最高」と同義なので、どんなものがかわいいと思うのかについてもっと考えなければ。<かわいい>の研究がしたい。

個人的に言い換えるなら <かわいい>といえば、<生命力がある><元気><ユーモアがある><動きがある><安心感><不思議><美しい><面白い><有機的><変てこ><賢い><小さい><愛らしい><お茶目><個性的>… 色々な捉え方ができて便利な言葉でもあるので<かわいい>の使いすぎには注意したいのですがめちゃくちゃ使っています。

もう一つ個人的な感覚として<かわいさ>は二面性がある気がしています。絶妙なバランスを保っている。幼いけど大人びている、なんか変だけどお洒落、ちょっと抜けているけど賢い。癖のある美しさ。どこか毒がある。愛嬌がある。ちょっと違うのを挙げると、洗練された、センスのいい、完璧な美、完全無欠は私はかわいいとは言わないです。綺麗とか素敵とかで表すと思います。

そんなことを言ってしまったら<かわいい>が皮肉みたいになってしまって変な意味が付け足されてしまう危険もあるのですがそこに奥行きがあるのが<かわいい>の良いところだと思うし好きなところです。裏返せば悪い意味もあるけどそこを超えてなお良い。もし悪いふうに言うとしたらもしかしたら<かわいい>は悪いものを誤魔化すフェイクかもしれない、なんとなく嘘っぽい、なんとなく偶像っぽい。だけど<かわいい>のパワーには抗えない。神聖なイメージもある。現代人は<かわいい>に救われているから…(?)

魅力と言っても良いのかもしれないですが、少しずれた独特な美しさ。そっちの方が惹かれます。個性を認めて活き活きしていることが<かわいい>なのかもしれない。


(活動的)

活動的でありたいという希望から選ばれたキーワード。<好き>でもあるし<なりたい>でもある。スポーツは苦手だけど、あちこち出向いて旅をするのは大好きです。元気がない時は家の中でじっとしています。フットワークが軽い人でいたい。好奇心が旺盛で知りたがりな性格。チャレンジ精神で何かを始める時ワクワクする。

初めて原付の免許をとったとき、車道を走ることを許されているというのがしみじみと嬉しくて感慨深かったのを覚えています。夜行バスで遠くに行くときも、私はいつでもどこにでも自分の意志で行くことができるのだという気持ちになれて、自由を感じるし生きているのだという気持ちになれる。長距離を移動することが好きで、定期的に移動をしないとちょっとしんどくなってくる。

その時しか上映していない映画を観に映画館に行く、その時しか開かれていない展覧会を観に美術館に行くのも好きです。家にいても映画は観れるし展覧会も図録を取り寄せられるしなんなら見なくても全然いいけど、私は映画館とか美術館とかそのためだけの建築というか箱というものが好きなので行きたい。その時だけというのも大事で、後から振り返った時に2022年はこんな映画や展覧会を見たとかそういうものが目印になる。四次元的に動きたい。お花見もしたいし海にも行きたいし紅葉を見て雪を見たい欲張りさん。変化を楽しみたい。


(自立している)

これも<好き>でもあるし<なりたい>でもあるキーワード。言い換えればもっと沢山言葉があるし人によっても違う難しい言葉。<自由である><現実的><責任感がある><潔い><自分に正直><安定感がある><思慮深い><助け合える><自分に正直><どんなことも恐れない><楽しめる><前向き><余裕がある>…これから自立とはなんぞや?は自分にずっと問いかけていくんだろうな。自分で頑張れることもあれば運や周りに助けられることもある。いろんな人に頼ることもあるしいつかは誰かを助けたい。なんとなくこれが自立かなという方向はあるけど、「普通はこう」ではなく自分にとっての自立とは何かを考えたいです。今みたいにちょっと頑張っている状態よりはリラックスした状態で自立したい。そこまでいくにはまだまだ経験値が足りないかも。目指すべき理想の包括として自分に勇気を与えてくれる言葉です。


(幅広い世界をみせる映画監督)

自問自答ファッションのコンセプトは〇〇な仕事人とか〇〇な女性とか何かしらの肩書きをつけるけど、別に自分の本当の職業じゃなくてもいいのが楽しい。私のコンセプトは映画監督という職業になっていて、なんかちょっと偉そうだし職人気質で気難しそうなところが気に入っています。映画監督はその場でポンと出てきた職業だけど、他に考えていたのが(絶対やらないけど)バーのママ、雑誌の編集長、子供の絵画教室の先生だった。全部上の立場にいる人を選んでいるあたり私は偉そうぶりたい人間なのかもしれない。多少の癖の強さも、監督だからしょうがないなと自分で自分を許してあげられる。どんな映画を撮るかはまだ未定の監督だけど、映画監督は一つの世界観を作る人なので、音楽や舞台や衣装を自分でなんでも好きなようにできるのが楽しいと思う。実際は予算とか尺の長さの制約があるだろうけども。映画を観たり本を読んだりするのがさらに楽しくなりました。

いろんな場所に移り住んで場所ごとの気候や食べ物や文化の違いを映画に撮れたら楽しそう、という妄想から<幅広い世界をみせる>になりました。「こんな世界もありますよ」と人に見せることで驚きがあったり楽しさがあるのが理想。「こんな世界もありますよ」はいくつあってもいいものです。それで孤独で寂しい人とかつまらないと感じている人が興味をもったり楽しんでくれたら嬉しい。違いを感じることで自分たちのことをよく考えたり良さに気づいたりするかもしれないし、新しい世界に行ってみようかなと思うかもしれない。もし映画を観て傷ついたり恐怖したりしても映画の中だから鑑賞者は自分の次の行動を自分で決められる。任侠物を上映した映画館を出ていく人はみんな心の中でヤクザになりきっていたりするから楽しい。私自身が自分の知らない世界を知りたいし、知ったらそれを共有したい。そんな気持ちです。


まとめると<かわいくて活動的で自立した幅広い世界をみせる映画監督>は理想の自分でもあるけど自分の中から出てきた言葉で作られているので無理や違和感もない自然な理想と呼べる気がします。がんばろうという気持ちにも、ワクワクした気持ちにもなれる。勇気をくれるお守りみたいな感じです。

最後まで読んでいただきありがとうございました💐

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