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2023年第4節vsサンフレッチェ広島 〜序盤終盤のプレゼント〜

1.何回やんねん!(byヒガシ)

開始1分15秒での失点。ロスタイムの失点。
今季4試合目にして、前後半の立ち上がりとロスタイムの失点数は合計で4。
キャプテン宇佐美が言うように、スタートしてすぐにプレゼントしてしまっているようでは話になりません。。

2.先制点のシーン

前節の反省を生かすべく、気を付けていた時間帯での失点はなぜ起こってしまったのか。
1.キックオフ直後の江川のキック
ガンバボールでキックオフした前半。おそらく立ち上がりは繋がずにセーフティなプレーするという意図でのロングキックだったと思います。しかし、ベンカリファのプレスもあってかボールはタッチラインを割り、開始5秒で相手チームにボールをプレゼントする形になりました。この時感じた嫌な予感は不幸にも的中してしまいました。
2.ボールウォッチャーな3人
左サイドで東がボールを持った際、三浦,半田,ダワンの3人がボールに釘付けでポケットの侵入する森島に気付く事ができず、江川が慌ててカバーに入ろうとしましたが足を滑らせキーパーと1対1の決定機。最初のシュートは防いだものの福田が絞り切れておらずフリーで押し込まれました。
失点シーンだけを見ると江川に対して「何滑ってんねん!」と言いたくなるところでしたが、振り返るとこの試合足を滑らす選手が多かったため、それ以前のところでマークの受け渡しや後ろからのコーチングによって森島の侵入を防いで欲しかったと思いました。

3.効果的なランニングでの同点ゴール

69分に生まれた宇佐美の同点ゴール。組み立てに参加したいがために低い位置まで降りてくる事が多い宇佐美。確かにボールを止めて蹴る技術が高く、キープ力もあるためチームメイトとしては助かる場面もあるとは思います。しかし相手が最も嫌がるのは低い位置でボールを捌くよりゴールに近い位置で決定的な仕事をする宇佐美だと思います。なので自ら背後に向け出し危険なエリアで仕掛けてゴールを決める事ができたのは今後ポヤトスのサッカーで宇佐美が輝くためにも大きな1点だったと思います。また、この得点につながったランニングは前半から福田や黒川がボールを持った時に何度かしていたので偶然ではなく必然的に生まれたゴールだったと感じました。

3.奪えなかった逆転ゴール

後半、宇佐美の同点ゴールもあり相手を押し込んだガンバ。セカンドボールも拾えるようになりチャンスも作れていただけに痛い敗戦。80分に訪れた鈴木の決定機は、ゲーム終盤で疲労もあったとは思いますが決めて欲しかった。。そしてロスタイムに東口の判断ミスからPK献上。ガンバにとってもアピールしたい東口にとっても痛すぎるミスで、決めるべきところを決めないと痛い目に遭うと痛感させられたゲームでした。

4.ポジ要素を考える

ショッキングな敗戦でリーグ戦4戦未勝利となりましたが、
三浦の安定感
半田がJ1の舞台に慣れてきた
宇佐美が宣言通りシーズン2桁ペース
鈴木に決定機が複数(後は決めるだけ)
などと、ポジティブな要素もあったと思います。
まずは次節札幌戦でリーグ初勝利を挙げ、いい流れでダービーを迎えてほしいです。

頼もしい背中
次はヒーローになってくれ…!

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