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地域文化商社

先週、旧知で(ホロ社でも社内研修などしてくださった)日本総研・井上岳一さんが企画する「山水郷展覧会」に伺ってきました!

https://www.jidp.or.jp/ja/2022/07/03/sansuigoEX02?query=tagNames%3DNEWS%26tagNames%3DREPORT

昨年「日本列島回復論」という大変骨太な著書を出版されて、現在の日本を省みて、これからの日本を展望するテーマで書かれています

その結論としては、実は世界に冠たる日本の自然、山水郷・・・そこでの営み、文化、知恵、伝統技術、つまり地方、地域、田舎の恵みこそが格差広がる都市型資本主義経済におけるセーフティネットになる・・・ざくっとそんなことが理論立って書かれています!

先日、可処分所得と可処分時間のテーマを書きましたが・・・まさに地方、田舎は所得額が都市の生活者よりも少ないかもしれませんが、生活コストが圧倒的に安い・・・つまり可処分所得が低いわけではない・・・もっと言えば、可処分時間などは圧倒的に多い

この「可処分〇〇」が多い方が、心身共に豊かになるって話です

さて、そんな論客?がこの展覧会で紹介していたのは

うなぎの寝床 https://unagino-nedoko.net/

DOTO² https://dotdoto.com/

真鶴出版 https://manapub.com/

うなぎの寝床社は「地域文化商社」と称しています。地域商社といって地域材をまとめて商材を卸したり、小売りしたりする事業者は増えてきましたが、こちらは「地域文化商社」

まさに、ある意味空気みたいなモノ?・・・コト・・・を手触りあるように届けていくという取り組みをしています!
真鶴出版は、出版、つまり編集する会社ですが、まさに地域を編集する・・・「泊まれる出版社」と称してゲストハウス経営もしてます!

これらの経営、または参画しているメンバーの多くは、地元に育った人は勿論いますが、移住してきて活動している人も多い・・・

総じて「若者、よそ者、バカ者」と言われる人が多い・・・
このVUCAと言われる不確定な時代・・・多様性とそれを受け入れる寛容な社会を求められていくのが必然な時代の流れだと改めて感じました!

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