見出し画像

僕はただ、君の成長を見ていたかっただけだ。

真実はきっと 臆病だからその姿を決して見せない
だけど僕らは 離れたりしないから
手を伸ばさなきゃ あの光さえつかめない

- LUNA SEA  【STORM】より -

今年こそは、平穏無事な所謂いい年にしたい!なんて願えば願うほど、実情は遠くかけ離れていくもかも知れないな、人生ってやつは。

突然突如、向かい合うべき現実が重くのしかかる。どうしてなんだ。何で今なんだ。昨年末SILENT SIRENが活動休止し、サイサイロスを経てようやく前に進み始めようとしているこの時に、再び何かが終わりを告げる鐘がけたたましく鳴り響く。その轟音は途切れやしない。  


ラストアイドル、解散。


嘘だろ。嘘だと言ってくれよ。まだ、何も成し遂げていないし、描き続けた大きな夢まだ叶えていないじゃないか。歩く芸術、最高難易度ダンス、殺陣、ボリウッド、サバイブ、その他メンバー同士のバトル。国民的アイドルになるために数多の試練を乗り越えた行脚を、まさかこんな志半ばで終えることになろうとは。もうこれ以上俺の大事なのを奪わないでくれよ。

公式の文面では昨年の『青春高校3年C組』プロジェクト終了時と同様に、「新型コロナウイルスの影響を受けて活動が不安定になり今後の見通しが立たないことから〜」というアナウンスだったが、それならどのアイドルグループも言えるだろう。先が見えない状況下でカツカツの状態でやっている。アイドル業界だけでなく大打撃を受けている飲食業界もそうだろう。ただ大手のビッグビジネスともなると結果の出てない末端のグループは即座に切り捨てられる。メジャーシーンという荒波の中では、思うように船を操縦できず一定の売上が見込めないグループなど、船を漕ぎ出す意味がないのだ。

それにしてもここまでプロセスとアンサーがイコールにならないアイドルも珍しい。紛れもなくかつての秋元康プロデュースのアイドルと比べても番組、企画ともに他と一線を画した稀有なチームだった。では何故こうも突然の解散となったのか。あまりにも淡白すぎないか。いや、原因は明らかだ。【秋元康がアイドルを作りすぎた】からに他ならない。乃木坂、櫻坂、日向坂、AKB、SKE、NMB、HKT、NGT、STU等の作詞をはじめとしたプロデュース業に加えて、最近はドラマ制作に比重を置いてしまっている。いくら天下の秋元康といえど、キャパオーバーであろう。シンプルにビジネスを優先させるならAKBの成功の系譜を受け継いだ安定感のあるグループより、企画先行で走り出してしまった不安定なグループを終わらせたことは至極真っ当なアンサーである。

それは分かっている。十分理解してはいるんだけれども。もう少し、『少女の人生を背負ってる責任』について考えていてほしい、ということだ。人生を掛けて、大事にしたかったものを捨ててまでアイドルになることを選び、前を歩く大人たちを信じて無理難題を乗り越えてきたのに、そんな大人たちに、振り回された結果、何処にも辿り着けずに船が沈んでしまうなんてあんまりすぎる。同時に、どこかで泥舟だと気付きながらも、いや泥船だからこそ支え続けてきたクルー(ヲタク)たちの想いは、これから一体何処へ向かえばいいのやら。

どうか、どうか彼女たちのセカンドライフが素敵なものになりますように。ラスアイにはまだまだ現役でアイドルとしてもうひと花咲かせられそうなメンバーが粒揃いなので、48グループよりもこっちを残しておくべきだった!と秋元康に後悔させるほどに成長して欲しいと思う。僕からは其れだけ。

ということでまたもや大きな穴が空いてしまったが、春からは自分も心機一転、人生を賭けた壮大なプロジェクトに尽力したいから気落ちしている場合ではない。それに俺には…日向坂46がある!!!
(どないやねん。結局秋元康プロデュースのアイドル好きやないか)

さて、来たる3月30日。初の東京ドーム公演。

俺、行きます。
(ガッツリおひさまやないか。ラスアイロスどこいったん!)

日向坂にとっても年末の『ひなくり』で開催されずはずだった公演を2度延期になり、今回『ひな誕祭』にて念願の【約束の卵】。自分にとっても2020年にドラマを観て日向坂のファンになり、そこから2年経ち満を持しての初参戦。何より数年ぶり東京のドーム、アイドルライブでもあるし、その上小坂菜緒ちゃんの復帰ステージになりそうなので、ここ数年の鬱憤なんかも込みで楽しめそうな予感。あとは当日の体調や事故に遭わないよう細心の注意を払うだけだ。

さて、本当はもう少し語りたいが、今回はこの辺で。なんだか、とっ散らかっているなぁ。これまでのoryunoteクオリティの50%ぐらいの筆後感。書いてる本人が気持ちよくないのは駄目だ。良いアウトプットが出来ていないのは良いインプットが出来ていないからで、もう少し物事を噛み砕いて思考したり、もっと活字に触れないとな。今年は音楽と運動と執筆活動に勤しもうではないか。でもきっとまた色んな事柄に阻害されて年末うだうだ愚痴を言ってるんだろうな。まぁ、そこそこにやったりますか。では、また後ほど。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?