夫婦の家事事情

少し前にTwitterで見かけたのですが…

夫の「皿洗いは俺がやるよ!」について、夫としては「やる」行為に意味があって、「いつやる」かは論点じゃない。ただ、妻からすると「いまやる」ことが重要であって、それを明日やるのであれば意味はない。

といった内容のもの。

たしかに…と思うことがありつつも、うちの場合は…と思うところもあったのでnoteに書いておこう。ついでに派生していろんなことを考えてしまったのでそれもメモ。

===

うちの夫はキレイ好きなので、掃除全般お願いしています。
かつてわたしが専業主婦だった頃はもちろんわたしが掃除もしていましたが、朝わたしが埃とったのに夫が夜帰ってきてまた少し出た埃をキレイにするのを見て、もういいや、任せようってなりました。笑
夫も掃除すること自体に嫌悪感はないみたいなので、良いことにしよう。楽しそうだし。

というわけで、掃除という毎日やるべき家事を負担してくれている夫に対して、特に不満はないのです。
でも、ごはんの準備とか皿洗いとか、たまにやってくれたらなーって欲は出てしまうんですよね。

「やって💓」って言ったらやってくれるし、
「やってくれたらうれしいなー💓」って言ってもやってくれる。

そこで問題になるのが、冒頭部分。

「いま」やってほしいのに、「あとでやるよ~」って言われたこと、過去に何度かあります。じゃあいいよって自分でやったこともあります。なので、あのツイートに対して、「それな!」と思った部分はもちろんあるのです。

でも、たぶん、認識の違いはたくさんあるよね。そりゃね。
それってきっと夫婦間だけじゃなくて、社会においてもたくさんある。仕事について言っても、こうしてほしかったんだけどなんかちがう……なんてことはあったりする。

その「なんかちがう」を少しでも減らしていくために、会社ではミーティングとかするわけじゃない。
ところが夫婦でミーティングって、なかなかしなくない?
でも、職場のひとたちよりも圧倒的に、いろんな方法でコミュニケーションをとっているし、お互いさらけ出している部分も多いはず。
ミーティングというきちっとしたものがなくても、得られるものは日々あると思うのです。

なのに、なぜ、いっしょに暮らしはじめて何年経っても「なんかちがう」が出てきてしまうのか。

夫婦だからこそ、甘えみたいなものがあるのかな。
わざわざ伝えなくても…
別にちょっとぐらい怒らせても問題ないでしょ…
などなど。

まぁ、確かにそうなんだけどさ。

夫婦といえども、結局のところは他人なので、すべてを理解して受け入れるのは難しい。だから、我慢とか妥協とか、そりゃあるよね。
でもまずはちゃんと伝えなくちゃ。(その伝え方は各々工夫が必要。)

すべてはバランスなんだよなぁ。きっと。

うちの場合、掃除は夫がほとんどしてくれていて、料理(片付け含む)は二人ともやっていて、洗濯は絶対わたしがしています。

掃除についてはなんの文句もありません。引き続きよろしくお願いしたいところ。

料理は、片付けにおいて少しだけ難ありです。皿洗いについて、最近いつやって欲しいかをわたしが伝えたり夫がわたしの気持ちを汲み取ってくれたりで、「いつやるか問題」はだいぶ解消されました。すると次に目についたのは、皿洗い後、床がめちゃくちゃ濡れてる……!ってことでした。笑
とりあえず毎回、濡れているのが嫌だってことは伝えてます。それで改善しなかったら次を考えますが、とりあえずはわたしが床を拭くだけで解決することなので皿洗い自体をやってもらわない、という選択肢はありません。妥協ではありますが、これぐらいどうってことないです。こちらがなにも言わずともやってくれるのでむしろありがたいぐらい。

そして洗濯。以前わたしが体調を崩してどうしても夫に洗濯をお願いしなきゃいけないときがありました。取り込んだ洗濯物はぐしゃってソファに置きっぱなし、干してある洗濯物もなんだかしわしわよれよれ。何事かと思いました。笑
ちゃんと畳んでほしい、キレイに干してほしいという気持ちはもちろん伝えましたが、その行為に夫が意味を見いだせず。わたしも絶対に我慢も妥協もできなかったので、洗濯はわたしがするってなったのです。

===

とまぁ、なんとも長々とわたしたち夫婦のことについてだけ書いてみたけれど、世の中にはいろいろなカタチがあるんだろうなぁと思うとちょっと楽しくなってきました。

家のことは妻がやるのが当たり前なんて世界はきっともう薄れていて、でも夫がやったらやったでなんかちがうって言われちゃったりして。なかなか難しい…。やがて家事全般AIがやってくれるようになるんだろうな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?