2/28に向けてジャズボーカルの

練習中です。スタジオでは先ず歌詞付き譜面を見ながらギター片手に歌い、音源を聞き、今度はiRealアプリのオケをバックに歌い、音源を聞き、次は何も見ずにギター持って歌い、指パッチンだけで歌い、歌詞の細部(ここはandあったかな、ここはwhenやったかなthenやったかな等)が気になり文法や和訳を調べ…と時間があっという間です。ギター持つ持たないだけでだいぶ変わってきます。

ジャズスタンダードとその音源は山ほどあり、ジャズをやり始めるにあたって一気にさらうことになるのですが、今思えばやはり乱暴と言うか全然楽しめていませんでした。名盤と呼ばれるものを聞いていくだけでかなり時間がかかります。

今はそんなにジャズに躍起になってないというのもあって例えばチェット・ベイカーのボーカルを聞くと歯の本数が気になったり(こわい人に殴られたりクスリのやり過ぎで歯が減っていきやがてゼロになるんです…)やっぱ手本にするならナット・キング・コールかなと聴き比べるとバッキングのピアノ、曲の雰囲気はチェット・ベイカーの方がよかったり。なんとなく肩の力を抜いて聞けるようになってました。

エラ・フィッツジェラルドの有名なトラックも案外歌詞を間違えていたり、有名でない方のトラックの方がプロトタイプのような感じで丁寧に歌われていてそっちを参考にしたり。自分で発見していくのが楽しいです。曲絞っていくのも大事ですね。

ジャズはもうほとんど誰かに教わるものになっていて、伝統もあるので好き勝手しにくいジャンルでもあり、僕の場合は始めるのも遅く「あ、これビバップだけで一生終わるな」という感じがしてきたので一区切りつけてまたSSWを名乗り始めました。もともと作曲の幅を広げたくてやりはじめただけだったんですけどね。おそろしい音楽です。

いろんなお店にライブを観に行ったり演奏やセッションにも行ってたんですが店の名前が「Take 5」「Mellow Tone」「Candy」「Paper Moon」「Satin Doll」などスタンダードから取った名前の店が多く、自分がジャズクラブやるならと遊びで考えていた名前がオーニソロジーだったというわけです。名前の由来のひとつですね。

2/28は坪口さん宮嶋さんのバッキングで歌えると言うことで、滅多にないチャンスなので歌もがんばらないとですね。気になる方は20時に原宿バックステージカフェに来るか、うたパスアプリで生中継をお楽しみ下さい。入場無料の太っ腹なイベントです。


追伸

ドラゴンアッシュがサブスク解禁ということで中学の時に聞いていたので、深夜に聞き返してみました。Amploudって曲が好きでMDに録音して白黒コピーした歌詞カードを見ながら寝転がって聞いてたのを思い出します。そうそうこんな感じやったなぁと懐かしみつつDeep Impactという曲も聞いてみたらレッチリのGive It Awayみたいで思わず上がりました。ラッパ我リヤさんが凄いですね。いとうせいこうさんを連想したんですけど違いますかね。そんなこんなで寝不足です。

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