1300年の時を超えた奈良旅
こんにちは、おりやです。旅日記何を載せようかなぁと暑さにウダウダゴロゴロしつつ悩みながらパソコン内のデータを漁っていたら面白いものを見つけました(というか行ってました)
時はそこそこ遡り2010年。恐らくずっと行きたかった奈良に一人旅を決行しました。元々奈良平安辺りの歴史がぼんやりと好きで同じ日本なのに最早ファンタジーのような世界なわけですが(北海道在住だと本当に歴史を身近に感じづらいので)でもその土地には古いものを残しつつ地層が重なっていくようにどんどん新たに住む人が増え、街が形成されていくわけですよ。すごい。
そこに立ってみたい。ただそれだけでした。
そこに住んでる人からしたら何を言っているんだ、と思われかねないのですが本当に歴史が地続きなのを実感出来るのって私としてはめちゃくちゃ楽しいんです。
先ずは神戸に降り立つ
この時はたしか新千歳神戸便を利用して関西入りしたのでぷらぷらと神戸の街探索からスタート。山沿いの洋館だけではなく街中にも素敵建物が沢山!!!しかも高層ビルの下側だけ残して揃えてあったりと驚きの様相!
いつも飛行機の中や三宮までの電車内で見て気になっていた神戸港震災メモリアルパークにも行って来ました。どの震災も衝撃が強く胸が苦しくなりますがその当時の面影からここまで復興を遂げた市民の方々の力強さに胸が熱くなりました。
ご存知中華街も〜!何かを食べた気もするんですが、サッパリ思い出せません。うーんどこでもここでも角煮を食べるから角煮かなぁ。
これは旅をする上で何を主目的とするかは人それぞれで良いというどこかでも話した内容なんですが、私は美味しいものが食べられたら特にこだわりの無い人間なので本当に食事に関する写真て意識しないと残って無いんですよ…。
なんと美し平城京
今回の旅のメインはここ!!平城京跡歴史公園でした!!朱雀門から始まりこのころはまだ復元工事をしていた大極殿も見えてもうテンション上がりっぱなし!!!
本当にあったんだ!!!!(それはそう)
電車とバスを乗り継いで(たしか)広々とした場所にポツンと立つ門を見た時はなんだかよく分かりませんが震えました。
周りの当時の屋敷や人は何も無いのに門だけが新品同様に立ち、秋の草が風に揺れているその感じがなんとも言えない感じでした。寂寥感とでも言うんでしょうかね。難しい。
まあ何が一番面白かったって大極殿に向かう道というか草原のど真ん中を電車の線路が通ってるんですよ。タイムスリップした気持ちが一気に現代!(笑)
この組み合わせ本当にすごい。奈良時代と平成のコラボ。古代人もビックリの取り合わせ。この日はいつもの携帯では無く一眼カメラだったので夢中でシャッターを切っていました。
いや、本当にすごい。
大極殿は中も外も圧倒されっぱなしでした。一つ一つの装飾の細かさも鴟尾の大きさもどれを取っても凄過ぎて!!これは是非生で見て頂きたいです。
2022年に大極門も復原完成ということなのでまた機会を見て行ってみたいな、と思っています。
遷都から1300年
そうです。710年に遷都した平城京。行った年が2010年だったのでちょうど1300年ということで記念事業真っ盛り!せんとくんもいましたー!
私が行った時間はあの、あの蘇!!!!をたべてきました!!!最近ではコロナ禍で時間をかけて蘇を作るのが一時期一部でブームになったあの蘇です。
この当時は自分で作るなんて発想も無かったし、あの教科書に出て来た蘇を体験できる!?とあって喜んで参加した記憶があります。でも味の記憶はありません。もそもそしてた気はします。
まあ私としてはこの文様を織り込んだ敷き布の方が気になって写真を撮っていました。奈良時代の紋様についてたしか国語の教科書かなんかで題材にしたのがあったんですよ。それを思い出してニヤニヤしてました(教科書に載ってたのはこれでは無いのですが)
そうそうこれこれ↑
この時はこの他にも公園内で色々な催し物だったり、当時の服を着た方々がいらっしゃったりとでとても面白い時代に生まれてラッキーだったな、と思えた瞬間でした。
ゆっくりのんびり春日大社
お天気は曇りのち雨。生憎のお天気でしたが、その分とても静かで全然自分以外の音がしない不思議な空間でした。
なんか笑ってしまうくらいに釣り灯籠の写真を撮っていました。どんだけ好きなんだ、と(笑)あとは鹿や植物、屋根に雫に色々と自由に撮らせていただきました。素敵な時間をありがとうございました。
これだけゆっくりじっくり一つに時間を掛けて見たり、写真を撮りながら回れるのが一人旅の魅力かなぁと。感動を共有する同行者との旅も良いんですけどね!
次回は北海道の札幌観光で私が毎回友人達をお連れするスポットなんかをご紹介しようかと。
お楽しみに〜