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「週6休み」の働き方を実現した方法

今週、「月曜に1週間分の仕事をすべて終わらせて、火曜~日曜を休みにする」という働き方をしてみました。

数年前までブラック企業で週に110時間くらい働いていたことを考えると、本当に驚く変化です。

僕が理想としていた働き方に、少しずつ近づいてきました。
本当にストレスが少なく快適です。
そこまで裕福なわけではありませんが、趣味の時間や家族との時間もたくさん取れるので、幸福度はとても高いです。


そこで、これまでにやってきたことが誰かの役に立てばうれしいと思ったので書き留めておくことにしました。

僕の仕事について

僕は2023年8月現在、フリーランスとして働いています。
独立して2年と数か月です。

仕事内容は、動画編集がメインです。
たまに映像の撮影や、Webサイト制作や、その他デザインをやることもありますが、90%以上は動画編集の作業です。

動画は、企業のYouTubeチャンネルの動画の編集・アップロード等を任されています。

週に4本ほどの動画を編集して、家族4人で暮らせるくらいの収入が得られる感じです。

仕事にかかる時間

動画編集に慣れるまでは、1本あたり8時間くらいかかっていたかもしれません。

慣れてきても、4時間以上かかることがほとんどでした。
それでも時給換算で5000円以上の働き方になっていたので、そこまで悪くはなかったです。

その動画編集の作業が、なんと1本あたり1.5時間~2.5時間程度で終わるようになったのです。

今週に関しては、4本の動画を6時間45分で終わらせることができました。

僕が労働時間をかなり減らせたことの大きな要因は、

・作業スピードを上げたこと
・単価の低い仕事を減らしたこと

この2つです。
それについて書いていきます。

作業スピードを上げる

たとえば会社員として給料をもらう立場だと、いくら作業スピードを上げたところで給料は上がりませんよね。

時間短縮ができたところで、「すばらしい!じゃあこの仕事も頼むね!」となるのが目に見えています。笑
そりゃ仕事をサボりたくもなりますね。

しかし副業やフリーランスなど、自分で仕事を受ける場合は、早く終わらせれば早く終わらせるほど稼ぐスピードが上がります。
当然のことですが。

なので、効率的にお金を稼ぐなら作業スピードを徹底的に上げればいいわけです。

作業スピードを上げるには?

僕が考える、作業スピードを上げる方法は以下の通りです。

①「やらない」ことを決める
②自分の作業時間を計測する
③時間がかかっている作業の効率化を考える
④外注も視野に入れる
⑤最新ツールなどの情報をチェックしておく

①「やらない」ことを決める

これは本当に見落とされがちです。

そもそも「やらなくてもいい作業」をやっている可能性があるということです。

たとえば、クライアントから以下のような指示があったとします。
・フルテロップ
・テロップが2行の場合は左揃え

この指示通りにやるのか、この指示に疑問を持つのか、で大きく差が出ます。

僕は、「1ヵ月は言われたとおりに仕上げて納品しよう。その後は省けるところがないか交渉しよう。」という感じで決めることが多いです。

たとえば上のケースだと、
・そもそもフルテロップは必要なのか?
・テロップは中央揃えではダメなのか?

ということ。

フルテロップにする理由を考えてみましょう。
・音声を消して見る人が想定されるから
・話者の活舌が悪い、音質が悪い、専門用語が多用されるから
このあたりが考えられますよね。
なので、こういった理由が無いのであれば、そもそもフルテロップにする理由はないはずです。

次に、「テロップが2行の場合は左揃えにする」というもの。
これも編集ではよくあるルールです。
・文字の開始位置が揃っている方が読みやすいから
というのが主な理由です。

しかし、これもクライアントがそこまで重視していないのであれば「中央揃え」にしてもいいのではないでしょうか?
(左揃えにするより、中央揃えのほうが作業時間が少なく済む)

以上の2つ(フルテロップをやめる、中央揃えにする)はあくまでも一例です。
また、クライアントへ交渉する時も失礼のないように話す必要があります。

大事なことは、「誰にとっても必要性の無い作業なら、やめるべき。」と考えることです。

②自分の作業時間を計測する

あなたは、自分の作業時間を正確に把握していますか?
「カット編集に●時間」
「テロップ入れに●時間」
「画像挿入に●分」
「装飾に●分」



など、このあたりの時間を計ったことがないのであれば、計ったほうがいいです。
(似たような動画の編集を定期的に受ける場合。)

漠然と「1本あたり●時間くらいかかってるな~」と思っていても、改善ポイントがわからないからです。

僕は継続案件を受けてから慣れるまでは、かならず自分の作業時間の詳細をExcelのシートにまとめていました。
必ず毎回、スマホでストップウォッチを起動しながら作業するのです。

そうすると、「テロップ入れに相当時間がかかっているな…これを解決するにはどうしたらいいだろう?」とか、具体的にスピードを上げる方法を考えることができます。

③時間がかかっている作業の効率化を考える

②のように時間を計測して課題がわかったら、その対策を考えます。

例えばテロップ入れに時間がかかっているなら、
・テロップ入力速度を上げる(手打ちの場合)
・テロップ入力に使えそうなショートカットキーを調べる
・テロップを自動で入力してくれるツールを試してみる
・テロップ入力を外注して依頼する

このような対策が考えられそうですね。

僕はこれらすべてを試してみて、現在はAIの文字起こしツールを利用しています。

④外注も視野に入れる

テロップ入力の例でも挙げましたが、「外注」というのも選択肢に入れると良さそうです。

「テロップ入力のみ」とか「文字起こしのみ」なら、クラウドソーシングサイトで探せばそんなに高い費用を出さなくてもやってくれる人はけっこういると思います。

自分の苦手なところは人に頼むのも手ですね。

⑤最新ツールなどの情報をチェックしておく

最近はAIツールの進化もめまぐるしいため、作業効率化に使えそうなツールがどんどん出てきています。
そういった情報は常にチェックしておくといいでしょう。

僕の場合は、動画編集やAIツールについて情報発信しているYouTubeチャンネルに登録して、気になったものをたまにチェックしています。
そのおかげでテロップ入力がかなりラクになりました。

単価の高い仕事に絞っていく

作業スピードを上げるのと同時に、「単価の高い仕事に絞る」というのもやっていきたいですね。

僕の例で言うと、最初は安い単価の仕事から高い単価の仕事まで、とにかくたくさん受けていました。

なぜかというと、「作業スピードを上げた時にどのくらいの時給換算になるか」が最初はわからないからです。

例えば
①1本単価20,000円
②1本単価30,000円
の2つの仕事があるとします。

作業スピードを上げていった結果、
①20,000円→2時間かかる
②30,000円→10時間かかる
となったとしましょう。

こうなると、
①時給10,000円
②時給3,000円
ということになります。

ここまでわかった段階で、「①の仕事を残して②の仕事を切ろう」と決めるわけです。

なので、最初は自分のキャパ内でいろんな仕事を受けてみて、そこからふるいにかけるといいでしょう。

単価アップの交渉もあり

ここでは細かく説明しませんが、単価アップの交渉もしていったほうがいいです。

僕の経験だと、普通に単価を2倍にしてくれたクライアントさんも2件ありました。

もともと僕は営業マンだったので、営業手法を単価交渉に応用することができたのも1つの要因かもしれません。

※単価アップの交渉については別のnoteかブログ記事で書いていこうと思いますので、気になる方は引き続きチェックしてみてください。

単価アップができたらそれだけで稼ぐ効率はかなり上がるので、おすすめです。

まとめ

このような効率化をしていった結果、動画1本あたり1.5~2.5時間ほどで完了できるようになりました。

その結果、週7時間労働の生活が実現しました。

空いた時間で自分のやりたいことをたくさん楽しめるので、本当に幸せです。

  

ただし、注意していただきたいことがあります。
「納品物のクオリティを下げない」ということです。

ただ単純に手を抜いてしまっては、相手に迷惑が掛かりますし、「丁寧な仕事をしてくれない人だな」と思われてしまうと仕事が減る可能性もあります。

お互いに良い関係性を築けるようにしながら、クオリティを下げないようにガンガン効率化をして、自分の時間を増やしていきましょう!

さらに詳しい効率化の方法について

今回書いた内容についてさらに細かく書くこともできるのですが、すごい文字数になってしまうので、より具体的な内容については有料note等で出そうかと思います。

また、ブログでも情報発信をしているので、気になる方はそちらも見てみてください。

https://create-own-life.blog/

それでは。充実した人生を送っていきましょう!








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