見出し画像

従業員がすぐに辞めてしまう最大の原因は大きく分けて3つ

初めまして。ORIGUCHIさんと申します。
現在TOMOSHIBIというサイトで、BerylArk(仮)というプロジェクトを掲載しております。

BerylArkとは何か?

簡単に言えば人材マッチングサービスです。
しかし、BerylArkが実現するのは単なるマッチングではありません。
ずばり愛される企業と愛される人材だけをマッチングさせること。
BerylArkをリリースすることができれば、
企業はたくさんの求職者から愛され、そして求職者は心の底から頑張りたいと思える職場を見つけることができるようになります。

プロジェクトについてはこちらのURLに載っていますので、よければご覧ください。

僕が今まで見てきた現実(ここから本編)

まず理想的なマッチングとは、何を基準に考えるべきか?
これは当然、お互いが満足できるかどうかだと思っています。
しかしながら、そんな状況が起こるシーンは決して多くありません。

実際に入ってみたらイメージと全然違った

本当にこれはあるあるだと思います。
事前にどれだけ求人情報を見ていても、どれだけ会社のホームページを見ていても、結局入社したらイメージと違ったなんてザラにあります。
これは僕自身が経験していることだけではなく、周りが経験しているのも死ぬほど見てきました。
なおイメージとは、会社の「雰囲気」や「ルール」のことを指します。

◆雰囲気について
例えば、定時に近づいてきても誰も仕事をやめようとしない雰囲気とか、よくあると思います。
そうなると、自分もその雰囲気に同調せざるを得ませんよね。
周りが仕事をしているのに1人だけ帰る準備をするなんて、なかなかできないと思います。
あとは飲み会に参加しないといけないという雰囲気もあるでしょう。
一応出席を取るとはいえ、周りが全員参加してしまうと断りにくくなります。

ちなみに僕の体験談をいうと、以前勤めていた職場が思っていた以上に活気ない職場でした。
普通なら休憩時間になると皆でご飯へ行ったりすることがよくあると思いますが、そういう雰囲気は一切ありません。
つまり全員1人で黙々と昼休憩を取るという形。
僕はもっとたくさんコミュニケーションを取りたかったんですが、結局昼休憩はずっと自分の席に座って1人ぼっちでした。

◆ルールについて
例えばよくあるのが朝礼システム。
会社といったら朝になると朝礼をするところが多いでしょう。
さらにいうなら、朝礼のやり方が会社によって全然違うと思います。
その内容によっては、不快感を与えてしまいかねません。

なお僕が勤めていた会社は、必ず社員が順番に朝礼を仕切るようになっていて、そのたびに1つテーマを決めてそれについて話すといった感じでした。
業務に関連するものならまだしも、一切関係ない話もよくありました。
しかもこのルールを決めたのは社長ただ1人。
それに社員全員が付き合わされたわけです。

あとは休憩時間を取るタイミングが指定されていたり、トイレに行くタイミングも指定されたり、とにかく従業員を必要以上に厳しくコントロールするようなルールがあると非常にストレスです。

人間関係に耐えられなくなる

まず企業の大半は「即戦力」を求めていたり「経験者」を求めていたりするでしょう。
なぜなら、その方が仕事にすぐ馴染んでくれると思い込んでいるからですね。

しかし、仕事に馴染むには「経験」以外にも大事なポイントがあります。
それがまさに「人間関係」であること。
結局どんなに業界経験があったとしても、良好な人間関係が築けないと居心地が悪くなります。
ということは、そこがうまくいかない以上はミスマッチになるわけです。
人材を採用する場合は、すでに居る従業員との相性がいいかどうかを計る必要があります。

以下の画像をごらんください。

画像1

引用元:『アデコ』調査報告 あなたの仕事のストレスは何ですか?

こちらはアデコが実施した、仕事において感じるストレスの原因に関する調査結果です。
職場の人間関係がもっともストレスだということがわかりますよね。
人間はロボットじゃありませんので、人の相性も考えつつ採用しなければいけません。

③仕事の内容がとてもきつい

仕事内容は求人を見ればある程度わかるものですが、実際にやってみて初めて気づくこともあると思います。

例えば僕の体験談をいうと、生まれて初めてSEO会社でWEBライティングの経験をしたときは本当に悪い意味でびっくりしました。
最初は記事を書くという仕事に対して特に何も抵抗はなく、むしろタイピングが得意だったんで「ちょろいだろう」と勝手に思い込んでいました。
また、ライティングのお仕事についてのイメージは「いろんな人と取材や相談をしながら、何日もかけて1記事2記事を全員で協力して作り上げるもの」だと思い込んでいました。

しかし現実はまったく違いましたね。
実際は誰とも一切コミュニケーションを取ることなく、ただ黙々と1人で情報収集しながら記事を書くというものでした。
取材なんて一切ありません。もっというなら、1日に20記事30記事と書かされました。
最終的には1日に40記事以上書かされるという始末。
文字数でいうと、合計4万文字以上書きましたね。最高5万文字まで書いたことあります。
WEBライティングをやったことない方はこの文字数についてあまりイメージ沸かないかもしれませんが、要するに原稿用紙100枚以上を8時間で書き上げるということです。
そしてそれが、ほぼ毎日続いてしまったということ。
会社に入る前までは、こんなことになるなんて想像もつきませんでした。

僕はもっと皆で力を合わせて仕事を達成するものだと思っていましたが、それどころか完全にソロプレイでしたね。
僕は特殊な人間だったのでそれでも頑張って続けましたが、他の人はほとんど一瞬で辞めてしまいました。
最終的に残ったのは、確か僕と合わせて2人だけだったと思います。
それまでに何十人と消えましたね。

今回のまとめ

というわけで、大きく分けて3つ説明してきました。
結局企業と求職者がマッチングする上で、これら3つの要素のいずれか1つでもあるとどうしても退職させることにつながってしまいます。
そりゃそうですよね。仕事は人生の大半を占めるものなので、居心地の悪いところで長く働こうなんて普通は考えません。
特に若い間はいくらでもやり直しが利きますから、その分「他にもっといい選択肢があるんじゃないか?」と思われてしまい退職へつながります。

仮に辞められなかったとしても、アンチ化させてしまうことになるでしょう。
退職も怖いですが、何よりアンチ化もまた怖いものです。

アンチ化すると会社に対してさまざまな妨害行為をしてきます。

・他の従業員やお客さんなどに会社の悪いところを吹き込む
・わざと遅く仕事をこなすようになる
・質の低い仕事をするようになる
・平気で嘘をつくようになる
・隙があれば何時間でもサボる
・機密情報を外に持ち出してしまう
・会社の備品や商品などを無断で盗難する

などなど。

このようなリスクを、常に生じることになってしまうわけです。
だからこそ、僕はBerylArkを通じて必ず求職者の方に悪いギャップを負わせないようなマッチングを展開したいと考えております。
これは絶対に解決しなければいけないポイントです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?