なんで人間は働くんだろう
働くことについて僕が考えた理由
そもそも働くことは、本来の人間が生きて行く上で必要なのだろうか。
ここでいう「働く」とは、自分の労働力を提供して、その対価としてお金をいただくこと全般を指すとする。
俺は必要だと思う反面、必要以上の労働はやらなくてもいいと思う派である。
社会に出て、どこかの組織に属して働くこと。
個人的に何か事業、サービスを営むこと。
何か会社を立ち上げて経営すること。
形は様々だが、20歳を越えた大半の人は、何かしらして働いていると思う。
俺ももちろん働いている。
毎日、8時間以上、地方にある車メーカーの大手工場でネジを締めるのが、今の仕事だ。
約5年間、今の会社で働いてきた。
今回、辞める前に一度、今の気持ちを整理したくて執筆している。
そもそも我慢してまで働くべきなのか?
仕事をしたくない人のことを、世間では、あまり快く思われない節がある。
実際、僕も親に仕事(会社)を辞めようと思ってると話したら、
「普通に生きればいいの。周りと同じように生きるのが一番いいの。」と大きく反対された。高校の友人からは、「特別なスキルもないのに、やめてどうすんのw。絶対辞めない方がいいって。」と言われた。
よく聞く反応だ。
俺もそんなふうに思えたら、多分会社は辞めなかっただろう。内心、辞めたいなと思っていても、我慢して働き続けていたと思う。
ただ、イメージしてみた。
もし、今の自分がお金や生活していくものに何不自由していなかったとイメージしたとき、果たして今の仕事をしたいだろうか。今の会社にいたいだろうか。
答えはNOだ。
朝早く起きる
次の日の朝が早いから、夜もなるべく早く寝るように心掛ける
会社のトラブルなどによる残業
会社のどうでもいいようなルールに従わないといけないこと
平日は常に時間に追われている感覚
しょうもない揚げ足とりたがりの職場の同僚と一緒に過ごさなくてはいけないこと
休日も頭のどこかで会社のこと考えて過ごしがちなこと
将来の設計も何となく、こんな風になるのかな、みたいな感じで世間に沿っている感覚
自分主体ではなく、周りに同調して生きてる感覚
こう言ったもの全てが嫌だと思った。
我慢するのを辞めると決めた
俺は、自分の気持ちに嘘をついて今まで生きてきた。
やりたくないことを我慢して、やってきた人生だった。
学校生活や学校で習った興味のない勉強、働くことが正にそうだ。
世間ではこれが当たり前だと。本当はしたくないけど、生きてく上ではしなくてはいけないものだと思っていた。周りもそうやって生きているんだと自分の気持ちを押し殺して、今まで過ごしてきたわけだ。
そんな俺が、どうして会社を辞めようと思ったのか。
理由はとてもシンプルで、我慢を辞めると決めたからだ。
我慢しているとずっと我慢し続ける人生になる
最近、世間でいうスピリチュアル系の本にハマっている俺は、こんな言葉に出会った。
胡散臭いと思うだろうか?
それとも、綺麗事だと思うだろうか?
思って当然だ。
ただ俺は直感的にこれは真理だと思った。
理由を聞かれたら、直感的にとか、心に刺さったからとかしか言えないが、、。
でも俺はこの言葉で救われた。そして考えたのだ。
今我慢してること、嫌なことって何だろう、、、。
そもそも俺はどんな人生にしたいのか?
今からそういう人生にするにはどうしたらいい?
こう言ったことを自分と対話しながらじっくり考えた。
時にはメモ用紙に、好きなことや嫌なことリストを作ったりしながら、自分が望む人生をイメージしてみた。
そうしたら、自分がご機嫌になるには、今の会社から離れることが大事だと答えが出た。会社を辞めたら実家も出ようと決意した。
正直、前から辞めようと思ってはいた。ただ、辞めたあと上手くやっていけるか迷いがあって決心がつかなかっただけなのだ。
一度、覚悟が決まると、だいぶ気持ちが楽になった。
会社員が働いても楽にならない理由
働くことは生活のためだと思ってこれまで生きてきた。
だが、最近、俺はこの考え方に疑問を抱くのだ。
確かに、今の世の中、お金がないと、食べるものも、住む場所も、服も、好きなことも、あとは、税金なども払えない。
だけど、生活のために起きてる時間の大半を働くって、絶対に搾取されてるって感じた。
この搾取されてるって思った背景には、まず、社会保険や税金などが挙げられる。これらは年々負担額が上がってるのに対して、経営者などが支払う法人税などは、減税されていること。
あとは、サービス残業だったり、手当等が支給されなくなったりなどかな。こう言ったお金の面で大きく搾取されているように感じたのだ。
他にも、物価は上がるのに、賃金は増えないどころか減らされているのもそうだ。
あとは、体力や気力の搾取である。
無駄だと思う仕事内容、よく考えれば意味不明な規律や規則、しょうもない同僚や上司達の足の引っ張り合いやいざこざ、シンプルにやってて楽しくない仕事。こう言ったことが体力を消耗させ、気力も奪い取っていく。
8時間以上働かなくてもいい
確かに現代社会で生きていくのにお金は必要である。
ただ、お金のために一日中働くのが当たり前って考え方は、おかしいよねって思うのだ。それが当たり前って思っていたら、そこから考えがストップしてしまう。でもよくよく考えたら別に一日8時間も働く必要などなくないか。
お金に対しての考え方を少し変えてみるのだ。
時給=〇〇円って考えると、それなりに労働しなくてはいけなくなるが、自分が商売をすれば、そんなに多く働かなくいてもお金は入ってくるようにできる。
自分が心地よく生きる上でいくらお金があれば、満足かつ不自由なく生活ができるか考えてみてほしい。
大体自分の場合は、30万円〜50万円あれば不自由しない自信がある。
なので、このお金を稼げれば、会社でずっと働き続ける必要はない。
それに最悪、食べるものさえあれば生きてはいけるし、全然いける気がするって思えた。
そう思った時に、「まあ何とかなるか」くらいには考えられるようになったかな。
やる前から不安なことばかり考えても仕方がないからね。不安なことばかり考えて、それが現実化してしまうくらいなら、自分を信じて、いいイメージを膨らまそうと思っている。
なぜ会社で働くのがしんどいのか
会社で働くのがしんどいって声をよく聞く。
俺が思うに、先ほども言ったが、搾取されているからだと思う。
我慢することが多い分、気力や体力も持ってかれやすいし。
組織で働く分、いろんな我慢が発生する。
人間関係の不自由
会社の規則や規律
時間的な制約
仕事内容などなど
こう言ったものを我慢し続けて、お金をいただいても、自分の精神、身体はかなりのストレスにさらされている。
ストレスの原因は全て我慢である
我慢し続けていると、身体の免疫力も落ちて、体調を崩しやすかったりする。
自分自身もイライラしやすくなったり、余裕がなくなって、人間関係のトラブルにも発展しやすかったり。
気力も持っていかれやすいため、何事にもやる気が起きなくなる。
結果、本当にしたいことをする元気も中々湧いてこなかったりなど。
上記のことは、全て俺の実体験である。
俺はこれ以上、自分を追い詰めるのを辞めようと思った。
これが俺が会社を辞めようと決意した理由である。
自分のペースで自分の働きたい時だけ働きたいと思ったのだ。
現代人は生き抜くために働いている
現代人の多くが、生き抜くことを目的とした人生を送っているように感じる。
それは、みんな毎月、毎日の支払いのためのお金が欲しくて、働いているからである。
どちらかというと、生きてくための支払うために働かざるを得ないって表現の方が正しいのかもしれない。
毎日の食費
家賃(ローン)
光熱費
保険
車
通信費
美容代
生活用品
電化製品
交際費
娯楽費
挙げたらキリがないが、たくさんの支払いに追われながら、毎日長時間、疲弊しながら働いている。
子供がいる人は、教育費などもある。
働く=お金って言わざるを得ないのも無理はないだろう。
だけど、それでは、お金の奴隷ではないか。
少なくとも、お金に人生振り回されているのは事実だろう。
今の社会の中で生活して行くのならお金は必要である。
ただ、生きて行くためにずっと嫌なことを続けないとしたら、俺はそんな社会抜け出したいと本気で思った。
だって、そんな人生、家畜と同じじゃん。
休もう、逃げよう
今、会社を辞めたいと思っているのなら、我慢して働き続けることはナンセンスだ。休むことが先決だと思う。
生活のためとか、お金がなくなるとか、そんなことはぶっちゃけ心配するだけ無駄じゃないかな。むしろ心配すればするほど、そういった現実を創造するとさえ思っといたほうが俺はいいと思う。
困ったら、バイトなどすればいいし、実家を頼ったり、自治体を頼ったり、どうとでもなる。
休むことは決して悪いことじゃない。
当たり前だが、マラソン選手だって、ずっと走り続けることはできない。
ちゃんと休息するから、長時間走ることができるわけで。
仕事を辞めたらどうするか、具体的には決めていないが、最低1ヶ月くらいはダラダラ過ごすつもりだ。
とにかく嫌なことはしないってことを徹底してみようと思う。
そして、興味が出たもの、やりたいと思ったものが出てくれば、それをやるつもりだ。
今回、執筆したのは、今考えていることを誰かに届けたいって気持ちもあったから。拙い文章力で読みづらい箇所もあったと思うが、ここまで読んでくれて、ありがとうございます。感謝します。
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