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町内の清掃活動と、どくだみの花


こんばんは。今日はふつうの日記です(*´▽`*)


土曜日に、町内の清掃活動に参加してきました。

私たちが住んでいるのは街中にある古い住宅地で、月に一度、朝7時から集会所のある公園の掃除と草刈りを行います。

この日の参加者は15名。昔から住むご年配の方が多く、私たち夫婦はどう見ても一番したっぱ? です。

去年この地に引越してきたばかりで、おまけに人見知り。恥ずかしながら、ご近所の方のお名前もお顔もうろ覚えです…。

みなさんに「おはようございます。」とご挨拶して、さささーっと集会所の裏へ移動します。塀にくっ付いたツルを取ったり、オレンジ色の花びらが落ちて蓮のかたちになった植物(ナガミヒナゲシ)などを、黙々と片付けます。

途中、自治会長さんが「引越しされてきて、どのくらい経ちました?」と声をかけてくださいました。

「一年半…です。」「もう慣れましたか?」「はい。すっかり」「困ったことがあったら、連絡してくださいね。」「ありがとうございます。」

気にかけてもらえて、とてもありがたいです。ていうか、もっと愛想よく話そうよ、わたし。


広場はこじんまりとしているものの、ちょっとした遊具があります。それに、どなたか手入れをしているのか、紫陽花やバラ、あやめ、ユッカ蘭という大人の背丈ほどの高さの大きな植物もあります。

そして、どくだみ。独特の湿ったかおりがして、初夏の訪れを感じさせる花です。

どくだみは、がくや花びらがありません。どくだみの花は、黄色くとがった花穂(かすい)という部分で、1本のめしべのまわりに3本のおしべがつく裸花(らか)がたくさん集まっています。

白い部分は花びらに見えるけれど、花を包む役割の総包(そうほう)というんですって。

綺麗に咲いているし、残しておいたほうがいいのかな。でも、放っておいたらあっという間に増えそう。迷いましたが、結局そのままにしました。

まわりの雑草を取り除いたら、どくだみがここぞとばかりに葉を広げました。「あー、余計な草がいなくなってすっきりした!」と言わんばかりに、むわーっとかおりを放ちながら。


一時間ほどで作業は終わり、そのまま自宅の掃除もすることに。わたしは自宅裏の草むしり、主人は玄関のタイルの洗浄をしました。

主人は蛇口を閉めないままホースを引っこ抜いて大騒ぎ、びしょ濡れになっていました。

しばらくして、お隣のお母さんが「今日はお疲れさまでした。皆さんに配っているので、どうぞめしあがってください。」と紙袋を持って来てくださいました。

「わあ、ふたつもいいんですか? ありがとうございます」

袋を開けると、中にはいちごとカスタードのどら焼きが入っていました。


本当は、下町ならではの交流の多い生活を想像していたけれど、引越してすぐにウイルスが蔓延して、地元の大きなイベントや集会はすべて中止になりました。なので、回覧板を受け取って渡して世間話を少しする程度の静かな生活です。

月一度の、ご近所の方と顔を合わせる貴重な活動を大切にしていきたいな。そしてもう少し積極的にみなさんへ声をかけていこうと、半解凍のカスタードどら焼きをしゃりしゃりと頬張りながら思いました。


最後までお読みいただきありがとうございます(*´▽`*)

なんだか急に暑くなりました。気温や気圧の変化が大きい時期、みなさまも体調を崩さないようにしてくださいね。

ではまた!


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