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『ささめき、ひめごと、そして未来を花束に:04』更新!

『セカンド・サイトのこどもたち』更新しています!

 この記事をお読みになる方はだいたいSSC既読の方かなー、と思うのですが、もし新しく興味を持ってくださった方がいらした時の為に、説明をくっつけておきますね。ありがとうございます。

 セカンド・サイトのこどもたち(略称として『SSC』を使用しています。Second Sight Childrenです) は、異世界ファンタジー小説です。長編、まだ連載しています。近日までお休みを頂いておりましたが、今は毎週日曜日・週に一度の更新ペースを再開しています。

 世界を分割する『大戦争』が終わった世界。突然変異として生まれてくる『魔術師』のたまごとして目覚めたソキを、案内妖精リボンちゃんが迎えに来て、すったもんだしながら五ヵ国を渡り、『学園』のある場所まで旅をしていく。そこから始まる物語です。

 設定的には、『嫁ぐ』ために作られた『花嫁』たる少女ソキが、突然変異として『魔術師』に目覚め、迎えに来た妖精と旅をしたり、事件を起こしたり、幼馴染に許されない筈だった恋をしたり、複数回世界を滅ぼしたり繰り返したりするお話です。ループもの。世界存亡FT、としています。

 ここではないどこかへ、そっと連れて行けるお話ではないかな、と思っています。興味がありましたら、ぜひ→セカンド・サイトのこどもたち(個人のサイトですが、スマホ表示対応済みです)


 さて。『ささめき、ひめごと、そして未来を花束に:04』更新しています! 現状が分かっているんだか分かっていないんだか、はいぱー前向きにふんすこふんすこ、あれこれ企てては頓挫していたソキが、あっ実は分かってたな……? というのが判明する回ではないかな、と思います。

 一応、こう、じわじわと、いまなにが起きていて、それはどうしてで、その原因や理由がどういうことで、というのを、ソキは理解はしていたんですよ。ちょっとそれ所じゃないだけで。そうだねロゼアくんだね。この、最優先事項ロゼアちゃんです!!!! というのが実にソキだと思います。だいじなことはぜんぶそれからです、と思っている。

 メーシャくんとソキの成長、関係性の変化がクッキリ見えたのではないかな、と思います。あのメーシャくんが(入学当時のひととの接し方を見ると明らかに、避けていた、そういう生き方をしていた) 「決めてもらうの楽だよね」ってソキに切り込むの、すごいことだと思います。いままでこういう言い方は絶対しなかったので(ロゼアくんの不在に関わらず)

 そういう関わり方ができるようになった、というのと。そういう言い方を、ソキは受け止められるようになっている、という信頼。だからこういう言い方ができるし、ソキもちゃんとそれを受け止めて、考えて、言葉を返すことができた。す、すごい成長してる……! 入学初期の、部活動を決めるごたごたでのソキの反応を考えると、ほんと目覚ましい成長だと思います。ソキ、絶対、誰かに相談したいとか言わなかったもんね……。

 相談、というのはどういうことか、と考えると。1、自分の考えていることをひとに話して理解してもらい 2、それについての意見を貰って考え 3、自分で結論を出す ということなんですね。全部ソキの不得意分野です。1がもうだめ。2もあんまり得意じゃない。3に至っては未だにものすごく躊躇いがある(できるようにはなったんですが) それなのに、それを自覚しながら、そうしたい、と誰かに求めた。頑張ったなぁ、と思います。

 成長していく、変化していく。誰もがそうしていくその中で、ロゼアくんが、ソキがどうやって、これからの「ふたりの」未来を選んでつかみ取って行くのか。あーーーもうちょっとーーーーほんとこの事件が終わるとようやくくっつくんですよ!(壮大なネタバレ) 彼氏彼女になるんですよ!(壮大なネタバレ) もうちょっと、もうちょっとです。そう言い続けて結構な年月が経過しておりますが、今度こそほんとにもうちょっとです。このタイトルです! やったー! がんばります。


 それでは、また。来週に。


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