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ところかまわずナスかじり

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#小説

― 「ところかまわずナスかじり」第百十一話 何がどうしたらこうなるのか? ―

 ~ 第2035回 諸神会議にて ~
 
 いや、神の皆さん!ちょっと聞いてくださいよぉ!
 最初はね、買い物した帰り道で買ったばかりの卵を落としちゃっただけなんですよぉ!いや、ほんとですってば!

 そうしたら最終的に、ほらぁ、こうなっちゃったんですよぉ。
 ちょっとこれ見てくださいよぉ!

 ・・・と、その男神は半分になっちゃった地球の写真を見せた。

― 「ところかまわずナスかじり」第百七話 チェックのシャツが好きな人に特徴的なこと ―

祖父「マイコちゃんや!マイコちゃん、どこおるんじゃ?」

マイコ「どうしたの、おじいちゃん?」

祖父「おお、マイコちゃん!ハッピーバースデー!」

マイコ「まぁ、おじいちゃん!ありがとう!開けていい?」

祖父「いいとも、いいとも!」

マイコ「ほんとにありがとう!開けるね!(バリバリバリ)・・・・・。」

祖父「どうじゃ、マイコちゃんの好きな、チェックのシャツじゃぞぉ!」

マイコ「・・・・。

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― 「ところかまわずナスかじり」第百四話 哲学者 ―

子「ねぇ、ママ。パパはどうして昨日、お家に帰ってこなかったの?」

母「哲学のなんやかんやよ・・・」」

― 「ところかまわずナスかじり」第百二話 出っ張ったアゴ、引っ込んだアゴ ―

 むかしむかしの中国の話ぢゃ。

 あるところに出っ張ったアゴの商人と引っ込んだアゴの商人が隣り合って商いをしておったそうな。
 その二人の商人の様子を見ていたある客の一人がな、不思議そうに二人にこう尋ねたそうじゃ。

『出っ張ったアゴで引っ込んだアゴをアゴするといったいどうなるんだい?』。

 さあ、これを聞いた二人の商人、困ったのう。
 出っ張ったアゴで引っ込んだアゴをアゴする・・・。
 アゴ

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― 「ところかまわずナスかじり」第九十九話 たそがれジョー ―

ジョーのたそがれ①:「はぁ~あ・・・。あのさ、Windows立ち上げたときにさ、『ようこそ』ってメッセージ出るだろ?あれ、なに?俺の買ったWindowsだぜ。なんで俺が観光客扱いされなきゃいけねぇんだよ?メッセージ出すんなら、『よろしくお願いします』だろ・・・・」

ジョーのたそがれ②:「車道上にさ、お金払って路駐できるとこあんだろ?車道の端に車が何台か停められるように区画されててさ、その横にはコ

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― 「ところかまわずナスかじり」第九十八話 パチンコン ―

 以前、『カベドン』って言葉が流行りましたね?
 そう、相手に告白しようとする男性が告白相手の女性を壁に追い詰めて、ドンっと勢いよく壁に手をついて愛をささやく、という。

 まぁ、おなじようにですね、私もぜひ、新語を広めたい!
 というわけで、これです→『パチンコン』。
 これもある種、愛の告白ではあります。はい。
 しかしね、『カベドン』のもっと先にある、そう、プロポーズの方法なんですね、はい。

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― 「ところかまわずナスかじり」第九十七話 だから言ったでしょ ―

女:「あんたさぁ、それ、捕まるよ?」

男:「いや、だってさぁ、俺も泳ぐってわかってたら水着持ってきてたしさぁ。」

女:「だからってなんで全裸なのよ。」

男:「いや、だからさぁ、まさか泳ぐって思ってなかったからさぁ・・・・・」

― 「ところかまわずナスかじり」第九十六話 剃り跡 ―

羊毛を刈られたばかりの羊:「はあっくしょいっ!ああ、寒い!ああ、寒い!はあっくしぃっ!ふう、どっか寒くないトコないか、寒くないトコないか!ああっ、ここ、イイィ!あったかい!あ、干し草も置いてる!おいしいっ、おいしいっ!ああ、しあわせだ!ああ、しあわせだ!」

― 「ところかまわずナスかじり」第九十五話  ある人類学者からの警告 ―

人類学者:「あ、新人さん?そうですか。そりゃ大変だぁ。まぁ慣れるまで多少の時間はかかりますけれども、まぁ大丈夫ですよ。私みたいなインテリでもやっぱり最初はいろいろ大変でしたから。あなた、大学はどちらです?え?ああ、行ってない?中学も途中でやめた?・・・ああ、そうですかぁ。・・・ふぅ~ん、そうですかぁ。

 ああ、申し遅れました、私は人類学者でしてね。あなたが知ってるかどうか知りませんが、私は東京大

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― 「ところかまわずナスかじり」第九十四話 マジでそれはない ―

<三月二日のヤホーニュースにて・・・>
 三月一日(日本時間午後8時)、英国のギネスワールドレコーズ社より2039年のギネス世界記録が大幅に更新されたことが発表された。
更新内容も多岐にわたっており、今後、様々な業界に深刻な影響を与えるのは必至と思われる・・・

(更新記録・・・一部抜粋)

― 料理の部(受賞者:カルメンシータ・ドドイツコ氏(出身:スペイン/年齢:75歳))

  ‟祖母の手の煮

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― 「ところかまわずナスかじり」第九十三話 ザトウクジラの悩み ―

(土曜日午後二時:『子供電話相談室』)

 ― プルルルル、プルルルル、・・・ガチャッ ―

 あ、もしもしぃ?!
 あれ、マジつながっちゃったよぉ!
 ワハハハハ!
 
 いやぁ、忙しいとこホントすんません!
 俺、ザトウクジラって言いますけど。
 俺の悩み、聞いてもらえるんすか?!
 
 ええっ、マジで?タダっすか?ええっ!マジで?!
 じゃあ、俺、勇気出して言いますね、って『初めての告白ぅ』

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― 「ところかまわずナスかじり」第九十二話 一念発起 ―

― 「ところかまわずナスかじり」第九十二話 一念発起 ―

『人はだれでも、一念発起すればなんでもできる!』
とよく言いますね。

 これ、人類の99.99999・・・%を占める敗北者のセリフでは、決してありませんね・・・・

― 「ところかまわずナスかじり」第九十一話 あの一言が私の人生を奈落の底に突き落としてくれました ―

元学生:「先生、お久しぶりです。」

教師:「え~っと、誰だっけ?」

元学生:「先生、先生はそれを、僕が学生の時、僕は先生の担任クラスにいたのに、中学一年から高校三年まで、担任はずっと先生だったのに、卒業式の時に、僕に言ってましたね・・・・・・」