乗馬・自分が変わること
なかなか上手にならない乗馬です。しょっちゅうスランプに陥るのですが、またスランプでした。馬装からお馬先生にナメられてしまうし、そんな状態で馬場に行っても…という状態。手入れも、いやいやされてどうしよう😢とか、そういうことが続いていました。
先日、Twitterで先輩たちのやりとりで、お馬のお仕事の時とそうではないときのメリハリの付け方、というのを拝読し、そうか、私にはそれがないんだと大きな気づきがありました。
レッスン中も先生から「馬が好きなだけじゃダメなんだよ、メリハリをつけて」と何度も注意されたものの、自分のマインドがうまく切り替わらず。でもどうしたらいいんだろう、とだいぶ悩んでました。
この前のレッスンで、少しですが自分の気持ちを強く持ちました。厳しく、というのは違っていて、ほんとにメリハリです。ちょうどその日は仕事の都合もあり、クラブに行くのもややギリギリになってしまい、サッサと馬装をしなければならなかったというのが結果的に良かったと思います。
いつも私は馬房から馬を出すときもなんだかノロノロしており、馬装もノロノロしているのです。お馬先生たちは人間を非常によく見ています。あ、この人、サボってもいいな。とこの時点で判断されていたように思います。
先日はそういうわけで時間がなかったので、馬房から出すときも私のテンションそのものが完全に切り替わっていたと思います。あと○分で馬場に出なくちゃ。「はいお仕事です」ときっぱり伝えて、馬装時も自分の動きそのものが素早かったと思います。
馬場に出ていざレッスンが始まるとあれ?今日はよく動くなあと思いました。もともと重たいお馬先生ですが、今までで一番、駈歩にしてもすんなり出て継続できた。
手入れもこのお馬先生は何度か乗っているので、彼の嫌なことは理解できています。なかなか足を上げてくれないし、ナメられているときはこちらの足を踏んでくるのですが、その日はちょっとぐずったけれどピッカピカに仕上げることが出来ました。
全部終わった後はお馬先生の大好きなバナナタイムです。この時から、お馬大好きな自分のモードにスイッチを変え、馬房に戻しました。
頭ではわかっていることを実行することの難しさ。お馬と接していると自分の内面と向き合う事の難しさに直面します。頭ではわかっている事を真に実行しないとお馬には伝わらない。
正直、仕事上では多少誤魔化せることも、お馬先生には通用しないのです。しょっちゅうスランプに陥るけど、それでもやっぱり乗馬やってよかったなと思います。
これからもがんばろう🐴