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コーチングを完成するためにはコーチ側の徹底した準備が必要だと感じる夏

⚫︎ 練習
日時 : 8月27日(火) 9時00分 - 10時30分
実施 : 各務・倉谷・佐野・小笠原・佐野
内容 : パワーマックス

⚫︎ 内容
中学3年生の3名には極力指示を出さず、やることだけ伝えて実施。
練習前に記載された本日の目標(テーマ)を確認し、黙って見届ける。


練習時の取り組みを見ながら、練習後の感想をチェック。
結果、まだまだ上手くコーチングできていないなと思ったので、ティーチングの方がいいのかなと思う。とか言いつつ、逆にそれは僕が楽したいだけで彼らの今後のためにならないと思うから、もうちょっと上手く彼らをリードできるように練習シートの改善を図りたい。


自ら原因を考え、自ら挑戦し、原因や解決方法がわからないと思ったときにちゃんと聞いてくれるような、そんな選手に。


はるま君は体調不良のため、3本ローラーのみ実施。
昨日から体調不良とのことだったが、2日間シマノ鈴鹿に出ていた影響が考えられる。そのため、まあさちゃんと同じように3本ローラーに集中しペダリングの動作の確認。


2人ともどちらかというと点で入力するペダリング。
点での入力はクリテリウムにおいて強さを発揮するが、距離・時間が長いロードレースになると終盤に足が持たなくなる。今はまだいいかもしれないけれど、先を考えるとペダリングのイメージを変えておきたい。きら君のような感じ。

2時 - 3時くらいに瞬間的に踏み込む繰りペダリングを、点で入力するペダリングと呼称している。
メリット : 立ち上がりが速い感じがする
デメリット : 足への負担が大きい (疲労が早く来る)


理想というか基本は線(弧)で入力するペダリング。
常に円運動を行うように、0時から6時まで(そんなことはないけどイメージ的に)均一にトルクがかかっているようなイメージでのペダリングを行いたい。前者が悪いとかそういうわけではない。どっちもつかえるといいよねって話。


まあさちゃんのペダリングについて。
彼女のペダリングはバイクのポジションも合間ってか、少しだけ独特な部分がある。下死点の引き上げ動作が膝関節を曲げてから太ももを引き上げるような感じ。


前々から何かの動きに似ているよな〜と考えていたけれど、閃いた。
例えるなら、陸上競技の短距離走における足運びに通ずるような感覚。
少ないエネルギーで素早く足を前に運ぶために、足が流れないように膝を折り曲げてから前に出す感覚に似ている。書いていて思うが、文字に起こすとわかりにくい。


要するに、走動作にに似た状態でペダリングしているということ。
個人的に、この感覚が良いのか悪いのかはわからない。


引き足が2段回のモーションになっていると考えた場合は効率的ではないのかもしれないが、子供(小学4年生)が可能な限りペダルを快適に回すための動きの最適化(ペダリングエコノミー)を考えた場合は効率的なのかもしれない。現状では判断しずらい為、色々と調べて考察しながら指導に当たろうと思う。


こんな感じで、スクール指導はもう3年も経過しているが、毎年、毎月、毎回何かしらの発見があって面白いが、それを改善して彼らの成長に繋げるために何をすべきかを考えるのが本当に大変だ。ただ、卒業生の山内君風にいうなら、"人生"て感じで面白い。労働力半端ないから大変なんだけどね。


もうすぐ夏休みが終わる。
宿題は一刻も早く終わらせてくれよ。
でも最後まで夏を楽しんでくれ。

中学生夏の思い出


イヤホンしながらサイクリングをするのは禁止だけど、サイクリング中にスマホで音楽を流しながら、夏休みの終わりを感じながらサイクリングするその瞬間も、青春の一ページを彩ってくれて最高だと思う。


そんな君たちにピッタリな一曲。古い曲だけど、この夏の終わりに近づく日々の中での練習の終わりにいいんじゃないかな。夕方の帰り道に聴きながら安全に帰ってくれ。

オーストラリアで過ごしていた時、練習が終わった後は毎日のようにこれを聴いて帰ってた、なつかし。


また明日。

⚫︎ スクール情報
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