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試す者と試される者、何を学びどうしたいか。

⚫︎ 練習
日時 : 8月10日(土) 午前中
瀬戸 : 四方・武藤・丸山・谷口・佐野・各務


⚫︎ 瀬戸練習内容 ( 担当 : 塩澤・水井・住吉)

雨沢峠TTを実施したのちに、雨沢~狛犬の往復。本来は3往復するのが基本だが、夏の気候条件を考慮し、2往復まで。夏休み期間は瀬戸練習に谷口・丸山が合流。どこまで走れるかを確認するところから、次回に向けた練習が始まる。

練習時の補給をサポートいただいた各務様・佐野様、ありがとうございました。

以下、指導員よりいただいた情報をまとめる。

⚫︎ 練習の全体像

インターバル走では序盤に塩澤、住吉、谷口、四方、水井に絞られた。
強めの強度で走行したが千切れることなく曽木の登りに突入した。塩澤と住吉の力強い走りに、生徒は全員ドロップ。復路の乱曽川で全員が合流し、雨沢までのインターバルを開始するも、住吉のスピードアップをきっかけにグループが崩壊。佐野と谷口が追いすがろうとするも、住吉→塩澤→水井の順にフィニッシュ。生徒では最上位は佐野→谷口→四方の順にフィニッシュ。
積極的な走りをした生徒が上位でフィニッシュしたので、攻めの走りは大事だなと。※(あくまでインターバルの話で、テンポ走行時は攻めないでほしい


積極的な走りができなかったメンバーは、まだリミッターが外れていないと感じたので、1回だけでも全力でついてきて欲しい。練習でできないことは本番でもできないし、みんなができることは一人ではできない。この機会に少しずつ限界を引き伸ばそう。


安川・倉谷がいないのもあって全体的に実力は拮抗しており、互いに切磋琢磨できる状況にあると思う。各個人が目標を持ち、チームメイトだけどライバルとして負けない気持ちを持ち、本練習および日々の練習に臨んでほしいと思います。


⚫︎ 各個人に関する感想

谷口 : 雨沢峠でもテンポでもよく頑張っていました。インターバル序盤、5人に絞られた時も残っていました。ただ、新舞子のローテーションに慣れているのか、後先考えずに無理に加わってる感じがあったので、次からは最後まで生き残る走りをするよう、塩澤さんが指摘していました。


また、目標タイムは切れているとは思うが目標がいくつかわからない。(おそらく切れているのでその点ではとても良いと思います)もし仮に今日の17分15秒よりも遅いタイムを目安にしていたなら他人に食らいつくよりも最後まで踏み切れるパワーを見つけるのも良いと思う。レース走や新人戦は自らアクションが起こせるように人のペースに振り回されないようにする。


丸山 : 丸山君は合宿の疲労で全体的に調子が良くなさそう。合宿や本日の練習から評価すると、閾値やSST領域で踏み続けることが苦手に感じました。(ジリジリ削られ、インターバルを行う頃にはボロボロになっている感じがする。)

調子が良くないとの事だったが調子が悪いのであればローテーションをパスしても良かったと思う。(不調の原因を探してみてください)。ケイデンスに関しては起伏がある雨沢峠や狛犬までは速度差が大きいので快適なケイデンスを見つけてそのケイデンスを乱さないように、状況に応じてインナーギアを使う。


各務 : 平坦は走れているからその力をどのように坂で地面に伝えるかを考える。サドルの座る位置やポジションによっては少し楽にこなせるようになる。水分は1時間でボトル1本は最低消費して無意識に走るのではなく走行時間を考えて摂取する。


四方 : 登坂での独走力はあると思うが平坦では少し登坂の時に劣る。パワーは出ていると思うがどのようにしたら速く走れるかを考えながら走るとパワーだけに頼らない走りができると思う。淡々と走るためには見た目からの勾配を予測してその場に来てギアを変えるのではなく徐々にギアを上げたり下げたりする。


武藤 : ペースを一定に保つにはギアの選択が重要。2時間テンポとレースをするには少し低すぎるケイデンスのような気がした。人によって快適なケイデンスは違うが、極端に低いと一回のペダリングに要する力が大きいので、疲労しやすくなる。坂でペースを上げすぎるのもそのせいだと思う。寝不足や体調不良のようですが、自転車は運動時間が長いので消化吸収や睡眠が大切になります。色々調べて実践してみてください。


佐野 : 雨沢こそ遅れてしまったが、今日は苦手な登りでアクションを起こせて良かったと思う。途中ちぎれてしまうシーンがあったが登りも平坦も一定のペースを守れていた。
※空気は乗るたびに確認してください。チューブレスなら尚更ビードが落ちてしまうなんてことに繋がります。自分が怪我するのも良くないですが、このような練習では降りなどあるので他人を巻き込んでしまっては大変です。


⚫︎ 総括

事前アンケートでも全体的にペースやギアの悩みが多く見られたが、今日の練習でそれが良く反映されているような走りが見られました。個人の走力(パワー)は高いと思いますが、適切なギアの選択が疎かにされているような走りの人が多かったように感じる。
※少し勾配がきつい短めの登りでアウターのみで走ってる人が多い印象


アウターで踏み切れ、尚且つ遅れないならいいが、遅れてしまうのであれば雨沢以外の登りでもインナーに落として軽いギアで登ることを意識してみてください。それが合う人合わない人いると思いますが、一度試してみてください。



ペースについては例えば、平坦で先頭240wで登りでは270wになってしまったというのは仕方がないことなので、そこは無理にペースを落とそうなど考えずにとにかくこのペースなら2周走り切ってレース走ももがき切れるというペースを試してみましょう。


また前走者がどのようなペースで走っているかわからず先頭に出た時にペースが落ちたり上がったりしてしまうと思いますが、パワーに頼るだけでなくスピードや足の感覚なども意識してください。


水分補給でキツくて飲めないということがありました。確かにきつい時は喉通らない時ありますが、その時はうがいや口に含むだけで効果があり後半の粘りが違います。きつい時は実践してみてください。


⚫︎最後に(伊藤より)

新舞子組の記事にも書きましたが、以上の記録をくれたのは指導員です。

色々とアドバイスが書いてありますが、一つひとつ自分なりに消化しながら練習に取り組みましょう。


アンケートも集計次第、アドバイスを書いて共有します。
次に活かして頑張りましょう。


またお盆明けに。

⚫︎ スクール情報
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⚫︎ イベント情報
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