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「私」を生きるための新時代の働き方戦略会議【#me!3rd Presents by Realiser × 東急不動産】開催レポート


先日2018年12月12日(水) 、株式会社ココドルは、Plug and Play Shibuya Powered by 東急不動産 にて、「私」を生きるための新時代の働き方戦略会議【#me!3rd Presents by Realiser × 東急不動産】を開催しました。

時代の変化に伴い、働き方が多様化したことで、より個が輝けるようになった現代。

第3回目となる今回の「#me! ハッシュミー!」では、これからの企業と個人の在り方を考え、「個」として活躍するための生き方や働き方を体現するためのイベントとして、今をときめくスタートアップ企業の代表者様をお招きしました。

前半は、スタートアップ企業の代表者様による「トークセッション」!


前半では、新時代の働き方や生き方を体現している企業代表者様をスピーカーにお招きし、これからの企業と個人の在り方や、働き方についてトークセッションを行いました。

トークセッション①個人ミッションの言語化が、”あなた” の人生を豊かにする。

1回目のトークセッションでは
SHE株式会社 代表取締役兼CEO 中山紗彩さん(写真左)
株式会社DariaMe 代表取締役 横山彩乃 さん(写真中央)
プレイライフ株式会社 代表取締役社長 佐藤太一さん(写真右)

の3名をお迎えし「組織ミッションと個人ミッション」についてお話ししていただきました。

トークテーマ1: 新時代の働き方

佐藤さん
うちの会社は副業でやっている人が多いですね。メディアのライター以外にも、エンジニアや、プレスリリースを出す広報にも副業のメンバーがいます。報酬の額は、どのくらい欲しいか、どのくらいなら頑張れるかを聞いて、彼ら自身に決めてもらっているんです。自分で決められない場合には、サイコロを振って決めていますよ。
横山さん
うちも、運営しているメディア「DariaMe」のライターは全員副業です。SEO記事ではなく感情が高まったときにしか書けない記事を出しているので、彼女たちにノルマや締め切りは設けていません。だから、うちのメディアって1日に4記事更新される日もあれば、2記事更新される日もあるんですよ。書きたいときに書く、無理しない、というスタンスです。
中山さん
うちの場合、副業は自社で開催しているレッスン「SHE likes」の卒業生を入れると、何百人といます。以前は正社員しかとらないという会社も多かったですが、今の世の中では副業も普通になってきているんじゃないですかね。


トークテーマ3:個人ミッションを実現するために必要なこと

横山さん
私の場合、ちょっと変わっているかもしれないんですけど、ミッションがめちゃくちゃ低いんです。もともと生きづらさを感じてきたから、生きているだけでもミッション達成で。ビジョンはあるけど、ミッションは低いですね。今までも他人に高いミッションを掲げられたら、そこをくぐってきたくらい。無理しないようにしています。
佐藤さん
実際僕も、生きているだけでミッション達成、みたいなところはありますね。高いミッションを持っているわけじゃなくて、やりたいことをやっているだけです。子供のころに作った13個の夢を叶えていこうと思っているんですけど、それも「お城でティーパーティーをする」みたいなやつで。今度会社のイベントとして、どこかお城を借りてやろうかな。「タイムマシンに乗る」という夢を叶えたくて、海外にあるスパイの養成学校に行っていたこともあるんですよ。そこでは「(入学したのは)君が日本人で3人目だよ」って言われました。
中山さん
お二人の言っていることをまとめると、ミッションというより、「これをやりたい」と思えること、成したいことがあるなら、それを信じてしっかり心に持ち続けていればいいってことなんですよね。



トークセッション②新時代の企業のあり方は「あなた」の夢を実現する最高のパートナー!?

2回目のトークセッションでは
株式会社Realiser 代表取締役兼CEO 大引夏子さん(写真左)
株式会社ラブグラフ 代表取締役 駒下純兵さん(写真中央)
株式会社Yutori 代表取締役 片石貴展さん(写真右)

の3名をお迎えし「新時代の企業と個人の在り方」についてお話ししていただきました。


トークテーマ1 :ビジョンマッチがパフォーマンスにもたらす可能性

駒下さん
僕の会社では、そもそもビジョンマッチする人を採用するようにしています。さっき、かたぴー(片石さん)とも話してたんですけど、ビジョンマッチしていないと地獄です(笑)マッチしているからパフォーマンスが上がるというより、マッチしてないと力が出ないんですよ。スタートアップだと即戦力のスキルが欲しい気持ちもあって、ちょっとビジョンマッチしていない人を採ってしまうこともあるんですけど、結論からいうと、ビジョンマッチがすべてです。
片石さん
うちでも、採用の際は哲学や思想を大事にしています。そのおかけで、自分以上に「Yutori」に厳しいメンバーが集まっていますね。会社のことを根本から理解できているかが重要で、社長の僕よりも自分の会社について熱く語れる人がいいです。
駒下さん
みなさん、グーグルの採用基準って知っていますか? 「飛行機が欠航になったとき、空港でその人と一晩一緒に過ごして、夜通し語り明かせるかどうか」という基準らしいんですけど、それってすごく重要で。そういうふうに、予期せぬ事態でもずっと一緒に話せるくらい、情熱を持っている人がいいですね。サシ飲み行けるかどうか、っていうのに似ていると思うんですけど。


トークテーマ2 :私たちの「〇〇」なカルチャー

大引さん
うちには、キラキラしていて、好きを前面に出せる人が集まっています。たいして得意じゃなくても、「これできます!」と言って、実行に移せる人。会社としてもそういう人たちの夢を叶えるのがミッションなので、自分の人生に前向きで、個人の夢を叶えようとしているのが、うちのカルチャーです。
駒下さん
うちは、幸せの感度が高い人が集まっていますね。今ってインターネットの発達によって、いいことも起こったけど、悪いことも起こっているじゃないですか。例えばSNSのせいで、多くの人が、他人との比較で幸せを測るようになっていると思っていて。そんな中でも、相対的にじゃなくて、目の前の幸せにちゃんと気づける人が、うちには多いと思います。
片石さん
僕のところは、「臆病な秀才」って言ってるんですけど、自分では気づいていないけれど、人が惹かれるようなエピソードを持っているのがカルチャーですね。たとえば僕は、高校生の頃からずっと土日の過ごし方が変わっていなくて。毎週下北に行って、古着屋さんを覗いてまわっていたんですけど、そんなふうに好きに没頭している人が多いです。


ここで、会場から駒下さんへの質問があがりました。
Q. なぜそんなに、ラブグラファー(ラブグラフのカメラマン)と仲が良いんですか?社員との関係性を築く上で意識してることがあれば教えてください。

駒下さん
ずっと同じこと言い続けているから、っていうのもあるかもしれません。僕ってそもそも人に合わせるのが得意じゃない性格なので、「この指とまれ」スタンスで仲間を作ってきているんですよ。だから、そもそも気の合う人たちが会社に集まっているんだと思います。あとは、地方のラブグラファーの忘年会に参加したりもしていて。オフラインでのコミュニケーション、会って話すことを大事にしています。
大引さん
うちの場合は、「自分の夢のためにリアリジーを利用してください」というスタンスなので、仲良くワイワイするというより、「この会社を使ってステップアップしよう」と考えている人が集まっていますね。わりと放任主義なので、月1のミーティングで話して「あとは好きにやってくれ」みたいな。お互いのやりたいことをきっちり理解して、信頼関係の上で働いているという感じです。
片石さん
たしかにスタートアップだと、稼働している人数が少ない分、みんなで集まる機会を設けることにコストがかかりますからね。普段はお互いに背中を預けあって、2週間に1回くらい、ラーメン行ったときに「最近どう?」って聞くみたいな。
駒下さん
恋愛と一緒だよね。大体のことは恋愛と一緒。連絡を頻繁にとっているカップルって、意外と続かなかったりするじゃないですか。
片石さん
ラブって言いまくってる駒下くんが言うんだから、そうなんだろうね。
駒下さん
うん。僕多分、日本で一番カップルに会ってると思う。
片石さん
あ、でも僕の会社では、みんなが気軽に集まれる場所を作っているので、そこで顔を合わせたときにバイブスを交換し合ってたりもしますね。
大引さん
うちにも、そういう場所があります。インフルエンサーの人たちとか、気軽に立ち寄って話をしたりしています。


トークテーマ3 :個の見つけ方

大引さん
「自分の好きなことがわからない」って人もいると思うんですけど、自分が毎日やりたくてやってること、暇だなって思ったときに気づいたらやっていることが、本当に好きなことなんだと思いますよ。たとえばうちの社員には、韓国がめちゃくちゃ好きで頻繁に行っている子がいるんですけど、彼女の場合、暇なときにSNSで韓国のキッズモデルを眺めて、次に流行るキッズモデルを探すのが趣味なんだそうです。そうやってハマれるものが、好きなことなんじゃないかな。
駒下さん
僕の場合は2つあって、1つ目は、この時代「大きな声を出すこと」が大事だと思っています。「これをやりたい!」と思ったら、それを発信して人を巻き込むといいですね。2つ目は、手段と目的をわけること。僕、今は経営者なので、好きな仕事、写真を撮る仕事って、メインじゃないんですよ。でも、もともと写真を撮っていたのは「カップルを幸せにすること」が目的だったので、手段は違えど、今でもそれを叶えられているし、楽しいと感じることができています。好きなものが見つかったら、「どうして好きなのか」まで考えて、目的を明確にしたらいいと思いますね。それを達成するための手段は、いろいろあるはずです。
片石さん
個を見つけるためには、自分がどんな母集団に属していて、その中の自分はどんな人なのか、という鳥の目と虫の目の視点が必要だと思います。個を見つけようとして、自分自身のことを見つめる人もいるけど、それって無限のループに陥ってしまうんですよね。自分のことって、他人のことを深く知ることによって、わかってくるんだと思います。たとえば僕と駒下くんは、同じ「エモい」に括られることが多いんですけど、ちゃんと僕らにも違いがあって、そういうのも駒下くんについて深く知れば知るほど見えてくるんです。この人と自分との違いはこういうところ、じゃあ自分の個性ってこれなのかな、といったように、他人に興味を持つことで自分自身のことが見えてくると思います。



後半は、来場者様と参加企業様の「マッチングセッション」

後半では、参加企業様による「採用したい/お仕事依頼したい人」についてのプレゼン後、来場者様と参加企業様で、お一人3分ずつ、ビジョンマッチを目的とした面談を実施しました。

この面談でマッチングが成立した場合は、お仕事の受発注が行われます!

お一人ずつなので、みなさん緊張しているかと思いきや… 


とってもいい笑顔!!


面談を終えた方から順に、交流会にも参加していただきました。



経営者として活躍する方々のお話に刺激を受け、これからの生き方や働き方を考える機会になった、第3回目の#me! ハッシュミー。ぜひ次回以降のイベントも、お楽しみに!


今後もハッシュミーは、「個」として活躍するためのイベントや、ビジョンマッチした仕事情報の配信を行います。

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