アカマイ・テクノロジーズ(AKAM) 2024年2Q 決算&カンファレンスコールまとめ
会社概要
会社名:
Akamai Technologies, Inc.($AKAM)
業界:
クラウドコンピューティング、セキュリティ、コンテンツデリバリー
本社:
マサチューセッツ州、アメリカ
上場年:
1999年(NASDAQ)
概要:
Akamai Technologiesは、インターネットのパフォーマンス、セキュリティ、およびクラウドサービスを提供する企業です。
同社は、ウェブサイトやアプリケーションのパフォーマンス向上、サイバー攻撃からの保護、そして効率的なコンテンツデリバリーを可能にするソリューションを提供しています。
事業内容:
クラウドコンピューティング、セキュリティ、そしてコンテンツデリバリーサービスを主力としています。
クラウドソリューションとしては、インフラストラクチャ、ウェブサイト、アプリケーション、API、ユーザーをサイバー攻撃から守るサービスを提供。
また、動画ストリーミング、ゲームおよびソフトウェアの配信、DNSサービスなどのメディアデリバリーソリューションも展開しています。
さらに、コンピューティング、ストレージ、ネットワーキング、データベース管理サービスなどを含むクラウドコンピューティングサービスも提供しています。
類似企業:
Cloudflare, Inc.(アメリカ)、NTTコミュニケーションズ株式会社(日本)
公式HP:
https://www.akamai.com/ja
決算
⭕️EPS:実際$1.58 予想$1.53
⭕️売上高:実際$980M 予想$977.56M
前年同期比売上高成長率:4.7%
ガイダンス:
⭕️来四半期EPS:実際$1.56-$1.62 予想$1.54
⭕️来四半期売上高:実際$988M-$1008M 予想$977.65M
⭕️2024年通期EPS:実際$6.34-$6.47 予想$6.31
(IN-LINE)2024年通期売上高:実際$3.97B-$4.01B 予想$3.99B
Memo:
セキュリティ収入は4億9900万ドルで、前年同期比15%増。
コンピュート部門の売上は1億5,100万ドルで、前年同期比で23%増加したが、デリバリー部門の売上は3億2,900万ドルで、前年同期比で13%減少。
カンファレンスコール
要約
1.冒頭のコメント
トム・レイトンCEOは、アカマイが第2四半期に力強い勢いを見せたと述べ、特にコンピューティングとセキュリティ部門が成長し、全体的に健全な利益率を維持したと強調した。
また、アカマイがコンテンツデリバリーからクラウドカンパニーへと変革を遂げたことを強調した。
2.戦略と取り組み
アカマイは、コンピューティングとセキュリティの成長に重点を置き、特にGuardicoreプラットフォームと新しいAPIセキュリティの提供に注力している。また、Noname Securityの買収により、APIセキュリティ市場での競争力を強化した。
3.市場の動向とマクロ経済要因
マクロ経済環境や地政学的な要因が依然として厳しいことを認識しているが、これらの逆風が長期的に続くとは考えていない。
特にコンピューティングとセキュリティの分野における成長に対しては楽観的である。
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