ちょっと今からアフィリエイトやめてくる 〜脱アフィリエイト〜

アフィリエイトで夢のような報酬を皆と分け合う時代は終わりました。

アフィリエイター向けサービスを提供している身で、こういう発言をするのは不誠実ではありますが事実を伝えずにいるのも尚更不誠実ですから話を続けます。

今年5月、記事スナイパーというオウンドメディア運営代行サービスを始めて3ヶ月ほどが経ちました。おかげさまで多くの受注をいただいて今後事業拡大をしていこうかと考えているところです。

アフィリエイトやブログが稼げなくなったわけ

検索順位は個人から企業へ

検索順位が企業優位になったことから以下のような状況になっています。

個人のブロガー・アフィリエーターの状況
・検索順位の降下
・収益の低下

企業の状況
・オウンドメディアのアクセス増加
・収益の増加

Googleの検索アルゴリズムの変化により企業有利となっているのに着目したいところ。

アフィリエイトオワコンの打開策

YMYLを避けよう、権威性を持とう、キーワードの網羅性を増やそう、ユーザーファーストな記事を作ろう などいろんな打開策があります。

コンテンツがあるから塩漬けにしておくという手もあるでしょう。(私の場合はこれを少し期待して保有してる)

がしかし、その大前提に個人→企業の変化があるように、環境によって自分の立ち位置を変えたほうがうまくいく場合もあります。波に乗ったらうまくいくよって話。

外的要因を考える

個人/企業だけではどうにもできないところにあるのが外的要因と呼ばれてるものです。 外的要因 内的要因 ビジネス でググってみて。

さきほどの検索アルゴリズムの変化によって個人から企業優位になったというのもその一つ。


外環境の変化は私たちの身の回りにいっぱい起きています。

人口・気候・高齢化など大きくゆっくりとした環境変化から、コロナ・5G・ふるさと納税・オリンピック・無人化など急激なものまで。

スマホ普及→スマホ対応のウェブ制作
2000年問題→役所のソフト開発
コロナ→マスク・DIY・宅配

外的要因をビジネスに活用するにしても上のリストのような単純なものから、「風が吹けば桶屋が儲かる」的な意外な影響から回り回って上昇トレンドになっていたりもします。

アフィリエイト以外に何をしていこうか?

アフィリエイトやブログ運営をしている人にもよりますが、自分で新しいビジネスを立ち上げるのが苦手な方が多い印象があります。

自サービスの立ち上げ方はここにチラッと書いてあるので気が向いたら読んでもらえるとうれしいです。


何をするかは「誰かの困りごと」「誰かの面倒くさい」がヒントです。

誰かを感動させるサービスなら何でもいいと思う。

だから一度もやったことのないレンタルスペースをしたり、撮影スタジオを作ってみたりしてるわけ。レンタルスペースや店舗運営なんてほぼ経験ゼロです。でも誰かにとってあったらいいな、と思ったからやってみてる。

レンタルスペース→地元のワードプレス講座教室
撮影スタジオ→カメラマンがいない気軽で安価な撮影場所

あったらいいな、って思ってるだけ。

今一度、今やっていることが誰かの役に立つかな?誰かの目に留まるのかな?ってことを考えてみて。
他に悩んでいる人や物事がないかな?こんなのがあったら喜んでくれる人いないかな?って。

誰かと競争するのもいいかもしれないけれど、必要な人に必要なものを提供できる そんな世の中のほうが好きだなー。

副業で稼ぐ、若くしてFIRE、楽して遊んでいたいとか自分の欲望が優先されすぎている気がする。

世の中のものというものは、誰かが考えて誰かが生産して誰かが運んで長い長い道のりを経て売られている。
色んな仕事が複雑に絡まり合って世の中が回っているのだから、みんながみんなブログ運営だぁ〜アフィリエイトだぁ〜なんてしなくていいと思う。

(2021.08.16追記)法人向けのアイデア

先日ツイートした法人向けのアイデアを書きます。

成長企業が求めるものとは

いつも自サービスを立ち上げましょう!と訴え続けている私ですが、じゃあ中小企業が自サービスを作って売上が上がったら、次に求めるのは何だと思いますか?

さらなる売上? 別サービスの立ち上げ?

画像1

①10億円規模の企業が求めているもの

先日、年商規模10億円の企業の社長さんとお会いしました。

社長さん「○○さんの会社○億円で売ったらしいですね。それやったらうちが買いたかった。」

わたしとその社長の共通の知人がやっていた会社が譲渡された話をこうおっしゃっていました。その方の同業種だったので、本当に欲しかっただろうなぁと思いました。

②ベンチャー企業が求めているもの

先日うちの会社も事業譲渡したわけですが、うちを買った方は社員ゼロで、4事業を運営しており年商○億円。事業拡大をする目的での購入でした。

2人に共通しておっしゃっていたのは、「○歳までに○億円を目指す」という大きな目標でした。偶然かもしれないけど。

きっと企業に求められるのは「事業規模拡大」であり、それに必要な「スピード」です。

↓ ラッコさんもツール・サービス系のM&A多いですね。これがスタンダードなのかもしれない。

今、サービスを伸ばしていってる企業が必要としているのはスピード。そう考えると非常に納得がいくのです。

記事執筆代行を行なっている記事スナイパーでも「毎月のスピードを上げていきたい」と言われる企業さんが少なからずいます。

ええなあ、儲かってて(笑)

これがきっとトレンドに乗っている企業の姿なんでしょうね。私はあまり上昇欲がないので、○歳までに○億円というのは性に合わないですが社員を抱えている企業はこうあるべきなのでしょう。

成長企業向けサービスをシェアする

このnoteでは

・検索順位が企業優位へ向いている
・外的要因には逆らえない
・上昇トレンドのサービスを作ろう

こんなことを書きました。


これを踏まえて考えた私のアイデアは

上昇トレンドに乗っている企業向けのサービスをシェアする

です。


アフィリエーター・ブロガーの仲間内で中小企業向けのビジネスモデルを持っている人を探し出してシェア&スケールしていく

これができれば、サービス立ち上げを全員がしなくてもグループを組んでみなが売上を立てていくことが可能です。


私の記事スナイパーもこの形で事業拡大を図ろうと考えています。なので、うちを例にして解説してみます。

画像2

分かりやすいように本部・パートナー企業としています。本部=サービス保有企業です。

ビジネスは、実働 / 営業部隊に分かれて活動するのが基本です。今回、本部では営業を担い、複数のパートナー企業に実働をお願いして収益アップを図るスキームを考えてみました。


パートナー企業のメリット
1. ビジネススキーム共有により下準備なしにスタート可能
2. 営業なしに受注が可能
3. 人材共有によりライター確保が不要

1. ビジネススキーム共有により下準備なしにスタート可能 の解説

現在、記事スナイパーの業務は

・記事設計
・記事執筆代行
・既存メディア再設計
・リライト
・画像作成

となっています。


以下の資産を共有することですぐにビジネススタートできます。

・記事設計レギュレーション
・記事執筆レギュレーション
・ビジネススキーム
・提案書フォーマット
・コーポレートサイト(必要ならフォーマットコピー)

※提案書とコーポレートサイトは、パートナー企業自身が営業するために必要です。常にどこでも営業ができる体制があったら将来も安心でしょうし。

2. 営業なしに受注が可能 の解説

現在、記事スナイパーを5月から開始していますが毎月○万以上の受注実績があります。今後もディレクター・ライターが増えれば増加の見込みがあります。

その増加部分をパートナー企業さんに振っていく予定です。

パートナー企業には、本部にマージンを支払ってもらい、その一部を営業(オウンドメディア運営・広告etc)に振っていく形になります。

こんなふうに、スケールできずに機会損失しているサービス保有者もいると思います。

3. 人材共有によりライター確保が不要に

・ディレクター
・ライター
・イラストレーター
・漫画家
・コーダー
・デザイナー

お仕事の幅が広いので、必要な人材が様々です。

ディレクターやライター等の人材を共有することで、あらゆるジャンルの受注や、少人数での運営が可能になります。

複数企業で1サービスを稼働させてスケールしよう というアイデアなのですがボトルネックになりやすいところが営業(私)です。

普段、講師業やレンタルスペース・撮影スタジオなど何やらやりたいことに走っているのでまともな営業ができていないw

大手企業とのコネクションでお仕事は提案さえすれば獲得できる状況です。しかし今はサービスが立ち上がったばかりで営業・ディレクター不足なので、営業と実働体制とバランスを整えたいところです。

まとめ

トレンドに乗ると、お仕事は本当にスムーズに流れていくと思います。めちゃ忙しくなるけど。

アフィリエイトやブログなど時間に囚われないっていう欲求を満たすよりも十分に仕事をこなせば、時間や精神的な余裕はあとでたっぷりできます。

今回、サービスの立ち上げやシェアのアイデアのお話しをしました。身の回りに独自のサービスをやっている人がいれば、声をかけてみるのもいいのではないでしょうか?

また自サービスをお持ちの方で企業向けに提供できるサービスがあればお声掛けください。採用するかどうかは別として、知っておくとお仕事提案できる機会があるかもしれないので。

ではでは今回はこのへんでさようなら。

(2022.01.11追記)ローカルビジネスの始め方

みなさんがアフィリエイトやブログ以外の何かを始めるのであれば、、と思って、以下私の昔話を追記しました。

地元の経営者向け勉強会に参加する

わたしは、2003年にネットショップ運営会社を立ち上げ、2005年に別のデザイン会社を立ち上げました。
ホームページ制作会社は、地元の企業さん向けにホームページ制作やDTPを行うローカルビジネスです。

当時は、経営なんてやったことないぞ!という気持ちで経営者向け勉強会に参加していました。(共育塾という中小企業診断士の方の勉強会

当時の勉強会の様子はこんな感じ。オフィスで少人数で勉強する&企業訪問など。

県立図書館起業セミナー共催、ネットショップセミナー主催などをして人に会う機会だらけでした。

人とのつながりで仕事が来たりすることもありました。

仕事は、人との交流の中で自然と生まれるものだろうなと今も思います。

人に会う時間が長ければ
それに比例して仕事も増えていく

てなればいいんですけど
そう簡単ではないですね。

経営は自分で学ばないといけませんし、
チャレンジは自分でやらないといけません。

ただこうして人に会うと
かけがえのないお友だちができますし
ずっとずっとチャレンジしていたら
ビジネス力が付くんだろうと思います。

抽象的なアドバイスですが、私の場合は
この頃の経験や想い出に支えられています。


地元の交流会はこういうところ

・商工会議所の青年部
・中小企業同友会
・民間団体(熊本だと一期一会 税理士事務所が運営してることが多い)
・BNI(仕事獲得目的が強い/少し癖の強い団体)
・ロータリー/ライオンズ(お偉いさんが多いボランティア系団体)

とか色々あります。

できるだけ、参加者の年齢があったほうが、長い期間お付き合いするお友達ができるし、切磋琢磨できていいです。

勉強会に参加する目的は、『経営者脳』を作ることです。仕事を取りにいく感じだと、同じような人が寄ってきて成長しません。
地元勉強会には、前世で徳を積んだような人もいますので、せっかくなら人から学び取る姿勢で出会いを楽しみましょう。

SEO/SNSを活用したローカル集客

私たちアフィリエーター/ブロガーが得意とするスキルは、ネット集客だろうと思います。

ローカルビジネスになると、

検索キーワードやSNSに、地域が加わります。

私がやろうとしているローカルのブログスクールだと
『ワードプレス講座 熊本』
とかをSEOやSNSで周知することになります。

実際に、検索結果やSNSでそういう情報を探してみてください。
田舎に住んでいる方は、ライバルがほとんどいないはずです。

都内に住んでいる方は、地域をもう少し絞っていくと大した数ではないと思います。

ストアカやSNSを入り口にして、自社サイトで収益モデルを作っておけば自然とうまくいくのでは?と目論んでいます。

ローカルと同時並行でオンラインもやってもいいですね。

何事もやってみないとわかりませんが、上記くらいのスケールでしたら誰でも1週間もあれば、すぐにスタートできます。

あったらいいな と、 自分の得意分野と掛け合わせてビジネスモデルを作ってみたらどうでしょう。


あ、ちょうどよかった。ちょっとそこのハートマークを押してくれるかな。 ん?画面下のハートだ。赤くなった? おぉありがとう。 神のご加護があらんことを。